ニュース

東京のベイエリアを⼀新、芝浦に高さ約230メートルのツインタワーが誕生

大規模再開発プロジェクト「ブルーフロント芝浦芝浦」が進行中

テキスト
Time Out Tokyo Editors
ブルーフロント芝浦
画像提供:野村不動産ホールディングス株式会社 | BLUE FRONT SHIBAURA
広告

芝浦一丁目では、超高層ビル「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の建替事業として、「ブルーフロント芝浦(BLUE FRONT SHIBAURA)」プロジェクトが進行中だ。

このプロジェクトにより地下3階・地上43階建ての「TOWER S」と、地上45階建ての「TOWER N」から成る、高さ約230メートルのツインタワーが誕生する。タワーには、ラグジュアリーホテルや商業施設などが入居する予定だ。設計には、「プリツカー賞」などを受賞した建築家、槇文彦を起用した。

芝浦プロジェクト
画像提供:野村不動産ホールディングス株式会社BLUE FRONT SHIBAURA

タワー全体の開業は、2030年を予定。これに先駆けて、TOWER Sに開業するホテル「フェアモント東京(Fairmont Tokyo)が2025年7月、TOWER Sと連結する1階から3階のショップとダイニングが9月にオープンする。

商業施設は、地域の拠点となることを目指す2つのフードホールを中心に約40店舗で構成。ランチやディナーなど、さまざまなシーンに対応できる飲食店が揃う。

芝浦プロジェクト
画像提供:野村不動産ホールディングス株式会社BLUE FRONT SHIBAURA

同プロジェクトにより、タワー周辺の「芝浦運河」の船着場や浜松町駅が直結。ウォーターフロントの魅力を生かし、水辺に面したバルコニーや緑に囲まれたテラスなどが整備されるほか、徒歩での移動を快適にするための歩行者専用の通路「グリーンウォーク(GREEN WALK)」が開通する。

芝浦プロジェクト
画像提供:野村不動産ホールディングス株式会社GREEN WALK

通路は、水景や植栽を楽しめるように整えられており、都市にいながら自然を感じられる歩行者空間となる。今後、浜松町駅北口から竹芝方面へと延伸される見込みだ。

そのほか、新たに約1670平方メートルの公園が誕生。2カ所に点在していた既存の区立公園が本プロジェクトの敷地北側に集約され、「港区立新浜公園」として生まれ変わる。今後は芝浦エリアの人と水と緑が共生する、地域の癒やしの空間となりそうだ。

関連記事

ラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」が日本初進出

2026年7月、八重洲に東京駅直結の複合ビル「TOFROM YAESU」 が誕生

2025年に行くべき新施設10選

銀座に庭と空の眺めが広がる高級温泉旅館が誕生

チームラボプラネッツでしかできない5つのこと

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース
    広告