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有楽町に全席特等席の新劇場「アイマショウ」が12月1日にオープン

クリエーティブディレクターは箭内道彦、「フランクで永いお付き合いを」

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Hirokazu Horio
画像提供:I'M A SHOW
画像提供:株式会社サンライズプロモーション東京
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ライブエンターテインメント業界に新たな光明だ。2022年12月1日(木)、有楽町に新劇場「ミュージック&シアター アイマショウ トウキョウ ユウラクチョウ(music&theater I'M A SHOW TOKYO、YURAKUCHO)」がオープンする。席数は392席。音楽から演劇まで幅広い演目が楽しめる。全席が特等席で、最後列でも出演者の息遣いを間近に感じられる空間になるという。

画像提供:I'M A SHOW
画像提供:I'M A SHOW

新劇場がオープンするのは有楽町マリオン別館(現・オルタナティブシアター)。有楽町マリオンは、日本のエンターテインメントの聖地である日劇跡地に建つ有楽町のランドマークだ。新劇場を中心に「アミューズメントシティ有楽町」を代表するスポットに進化していくことを目指す。

クリエーティブディレクターに就任したのは、箭内道彦。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」、リクルート「ゼクシィ」など話題の広告を数多く手がけたほか、フリーペーパー「月刊 風とロック(定価0円)」編集長、東京藝術大学学長特命・美術学部デザイン科教授などマルチに活躍する名クリエーターである。

アイマショウ
画像提供:株式会社サンライズプロモーション東京箭内道彦

箭内は新劇場を「アイマショウ(I'M A SHOW)」と命名。同館オープンに寄せて、以下のようにエスプリのきいたコメントを寄せている。

コロナ禍において不要不急とも言われたエンターテインメント。
僕はそうは思いません。
ほとんどの人には、泣くこと、笑うこと、歌うこと、それができる場所が、
どうしても必要です。
ショーも、人も、生きています。
有楽町にできる新しい劇場。
ずっと逢いたかった、ずっと逢えなかった、あなたに逢うために。
そんな思いを名に込めました。
どうぞフランクで永いお付き合いを。
I’M A SHOW

(原文ママ)

エスプリとは何のこと?ともし分からなかった人は、ムード歌謡の王様ともいわれる歌手「フランク永井」と同館名「アイマショウ」で検索してみてほしい。

新劇場を運営するのは、全国でコンサート・演劇・ミュージカル・スポーツ・各種イべントの企画、制作、宣伝、運営などを行うサンライズプロモーション東京。コロナ禍で苦しんだエンターテインメント業界。2022年冬、業界全体への起爆剤となるか。今から期待に胸がふくらむ。

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