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ブリュッセルとプラハを結ぶ夜行列車が22年夏に開業

European Sleeper、ユーロスターへの乗り換えでロンドンへも

Sophie Dickinson
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Sophie Dickinson
Freelance contributor
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チェコの美しい首都であるプラハで鉄道に乗り込み、寝ている間に800キロメートル移動し、欧州連合の首都でありワッフルとビールの楽園でもあるドイツのブリュッセルで目覚めることを想像してみよう。2022年夏、新しい夜行列車の登場で、この夢のような旅が現実のものとなる。

オランダに本拠を置くEuropean Sleeper最近、新しい夜行列車サービスのルートと運行計画を確定させた。それによるとプラハ発の場合、列車は18時30分ごろ中央駅を出発。ドレスデン、アムステルダム、アントワープなどに立ち寄り、翌朝10時前にはブリュッセルに到着する。ルート上にはベルリンを含む4カ国の首都があり、ブリュッセルでユーロスターに乗り換えればロンドンへ行くことも可能。全ての列車のサービスには、無料Wi-Fiはもちろん、コーヒー、朝食が含まれる予定だ。

European Sleeperでは、今後数年でこのルート以外にもヨーロッパ大陸を走る夜行列車の新規導入を計画中。その中には、2023年開業予定のベルギーとワルシャワを結ぶルートも含まれる。

夜行列車で一番魅力的でクールなのは、飛行機より二酸化炭素の排出量が少ないということだろう。つまり列車で楽しい時間を過ごしながら、「地球のために少しでも貢献できる」のだ。この言葉の響きが気に入った人は、ぜひ一度乗ってみるといいだろう。チケットは2022年4月から発売される予定だ。

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