ニュース

レコードを堪能する宿、マスタードホテル 下北沢が下北線路街に開業

9月16日から、300枚のレコードと全室にアナログプレーヤー

テキスト:
Genya Aoki
マスタードホテル 下北沢
マスタードホテル 下北沢
広告

2021年9月16日(木)、小田急電鉄が下北線路街の開発エリア13に都市型ホテル、マスタードホテル 下北沢(MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA)が開業する。同ホテルは「街の隠し味」をコンセプトに、滞在期間中には音楽など下北沢の魅力的な文化に触れるきっかけを創出していく。

「ならでは」のサービスは、音楽レコードの無料レンタルと全室に完備されたアナログプレーヤーだ。ホテルに取りそろえられた300枚から自由に選び、どの部屋でも聞くことができる。特に、広いバルコニーが特徴的な部屋、「マスタードデラックス」は良質な音響空間になっている。

マスタードホテル 下北沢
レコードのレンタルサービス

レコードの選定は、下北沢にあるスタジオ併設ミュージック アパレルショップのジャジースポート(Jazzy Sport)が監修。ソウル、ジャズ、ヒップホップ、シティポップなど多種多様なグッドミュージックを用意しているので、初心者からレコード好きな人まで満足できるだろう。

1階には宿泊者以外も利用できるカフェと焼酎バーを併設。中目黒や祐天寺に店舗のあるサイドウォーク コーヒー(SIDEWALK COFFEE)の系列店であるサイドウォーク コーヒー ロースターズ(SIDEWALK COFFEE ROASTERS)では、店舗内の焙煎(ばいせん)機で丁寧にローストしたコーヒーや毎朝工房で焼き上げるパン、中目黒で大人気のベーグルなどが楽しめる。ウッドデッキにあるテラス席も開放的で心地よい。

マスタードホテル 下北沢
サイドウォーク コーヒー ロースターズ


焼酎バーのくらげでは、日本産にこだわって厳選した40種類の焼酎や泡盛などの蒸留酒を用意。サイドウォーク コーヒー ロースターズで焙煎された有機栽培のコーヒーを黒糖焼酎に浸け込んだ『コーヒー焼酎』もおすすめなので、ぜひ味わってみてほしい。ほかにも、付近にある「店主の顔の見える商店街」リロードと連携し、対象店舗でホテルのカードキーを提示すると割引メニューのサービスなどが受けられる。

マスタードホテル 下北沢
焼酎バー、くらげ

宿泊は、非接触のセルフチェックインサービスを完備。事前に宿泊者情報を入力し、発行された「QRコード」をホテルの専用機器で読み込むだけだ。客室はダブルルームを中心にした4タイプの部屋を全60室用意。いずれも白や木を基調とした、シンプルながら落ち着けるデザインに仕上げた。

MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA
「マスタードデラックス」の室内
マスタードホテル 下北沢
「マスタードデラックス」のバルコニー

「宿泊する場」だけでなく「街に暮らす場」として使用できるように、8〜22時の最大14時間を30分500円で、ホテルの客室を時間販売するサービスを導入。小休憩やテレワーク、ミーティングなどさまざまなスタイルで滞在可能だ。プライベートパーティーや映画観賞などのニーズに対応できるようプロジェクターやパソコン、音響機器といった備品レンタルサービスも充実。予約は公式ウェブサイトで受け付けている。

開業記念として、『宿泊プラン無料ご招待』『時間貸し1時間無料延長』『長期滞在先着割引』などがもらえる『Instagram フォロー&いいね!/開業記念キャンペーン』を9月9日(木)まで展開している。詳しい応募要項は公式Instagramもしくは公式ウェブサイトで確認してほしい。

マスタードホテル 下北沢の詳細情報はこちら

関連記事

個性的な直営店が集まる下北線路街、リロードでしかできない6のこと

飛行機のファーストクラス並み、豪華な夜行バスが話題

人気のホテルK5の夏限定プランを思い切り楽しむ5のこと

Z世代が最も積極的、ポストコロナの旅への思い

東急ハンズとコラボしたコンセプトホテル が8月30日新宿にオープン

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

最新ニュース

    広告