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最新のカルチャーやアートを発信し続けるギンザシックス で、2021年4月12日(月)~2022年4月(予定)までの間、施設中央吹き抜け空間に彫刻家の名和晃平によるインスタレーション『Metamorphosis Garden (変容の庭)』が登場する。
この中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生やダニエル・ビュレン、塩田千春など世界で活躍するアーティストの作品を展示してきた。今回新作アートを手がける名和は、生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング『Direction』やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ 『Force』、液面に現れる泡とグリッドの『Biomatrix』など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性が開かれてくるような知覚体験を生み出してきた、日本を代表する彫刻家だ。
本展では、「生命と物質、その境界にある曖昧な存在が共存する世界」をテーマにしたインスタレーションを発表する。フランス芸術文化勲章の受章経歴を持つ振付家、ダミアン・ジャレとの共同制作によるARのパフォーマンスも展開。iPhoneの5G対応モデルでなければARの鑑賞はできないため、気をつけてほしい。
またギンザ シックスは、開業4周年を迎える今年の春に、大規模リニューアルを実施するという。日本初出店のシューズブランド『クレジュリー(CLERGERIE)』や、パリ発のスーパーマーケットの『ビオセボン』、ビューティグッズを販売する『ゲラン(GUERLAIN)』など、全40以上のライフスタイルをより豊かにするショップが新しくオープンする。
ショッピングの合間に芸術鑑賞を楽しんで、アーティストが創造するエネルギーを感じ取ってみては。
『Metamorphosis Garden (変容の庭)』の詳細はこちら
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