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21年に新発見された淡水魚は「脳が見える透明魚」など212種

自然保護団体のShoalがレポートを発表

Ed Cunningham
テキスト:
Ed Cunningham
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
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世の中には奇妙なものがたくさんある。ミャンマーには、頭蓋骨が透明で脳を見ることができる小さな魚がいるという。

この魚の学名はDanionella cerebrum。ミャンマー最大の都市ヤンゴンのすぐ北にある川に生息していて、以前は既知の別種(Danionella translucida)と考えられていたが、2021年に新種であることが確認された。この魚の特徴は、頭蓋骨の上部がなく、薄い皮だけで覆われていること。つまり、脳をじかに見ることが可能なのだ。魚を傷つけずに研究したい神経科学者にとっては、かなり便利だといえるだろう。

自然保護団体のShoalによると、2021年に発見された新種の淡水魚は、Danionella cerebrumを含め212種。Hopliancistrus wolverine(ブラジルに生息するトゲを持つ平たい魚)から、Rakthamichthys(インドのムンバイで発見された盲目のウナギ)まで、地球上の生物について科学者がいかに多くのことを発見しているかを示している数といえる。 

2021年に発見された新種淡水魚のリストとそれぞれの詳細は、このPDFファイルで見ることができる。

原文はこちら

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