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再展示の可能性あり? 破損した直島の黄色いカボチャは今

瀬戸内国際芸術祭の期間中に復活か

Emma Steen
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Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
Naoshima
Photo: Henry Perks/Unsplash
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2021年に日本列島を襲った台風により損壊した直島の草間彌生の『南瓜』の修復を願うファンは多い。現在、回収されたカボチャは草間の元に引き渡されているが、作品がどのような状態かは分からないままだ。

産経新聞によると、再展示のめどが立っていないのは、作品を管理するベネッセホールディングスが修復するか新たに作り直すかの結論を出していないからだと報道。

しかし同記事では、ベネッセ広報部が「2022年11月に閉幕する瀬戸内国際芸術祭の期間中の再展示を目指す」と説明したことにも触れている。芸術祭の閉幕まであまり時間がないように思えるが、作品ができるだけ早く修復されることに期待したい。「アートな島」はあのアイコニックな黄色いカボチャがないと、同じ島には見えないのだ。

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