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現在、直島長本村地区近くの高台に建設中の「直島新美術館」のオープンが2025年5月31日(土)に決定した。同館は「ベネッセアートサイト直島」が企画・運営する複数の美術館の一つで、直島で安藤忠雄が手がける10番目のアート施設となる。

地下2階、地上1階の3層から成る美術館で、日本を含むアジア地域のアーティストの代表作や、コミッションワークを中心に展示・収集するという。開館を記念する展覧会には、会⽥誠、マルタ・アティエンサ(Martha Atienza)、蔡國強(さい・こっきょう)、Chim↑Pom from Smappa!Group、ヘリ・ドノ(Heri Dono)といった国際的に活動するアーティストが名を連ねる。

さらに、村上隆、N・S・ハルシャ(N. S. Harsha)、ソ・ドホ(Do Ho Suh)、パナパン・ヨドマニー(Pannaphan Yodmanee)といった豪華な顔ぶれ。12組のアジア地域出⾝のアーティストが直島を舞台に制作したサイトスペシフィックな作品や代表作が展示される。自国の文化や、アイデンティティを作品に落とし込むことで知られるアーティストたちの作品が直島でどんな展開を見せるのか、今から楽しみだ。

同館のオープンに伴い「ベネッセアートサイト直島」の公式ウェブサイトでは、2025年4⽉11⽇(⾦) 10時からオンラインチケットの販売を開始する。料金は、オンライン購入は1,500円、窓口購入は1,700円。15歳以下は無料だが、人数分のオンラインチケット購入は必要となる。
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