[title]
2022年3月19日、有楽町マルイ8階に、ネイキッドを代表する「花」を五感で楽しむ体験型デジタルアート展『ネイキッド フラワーズ(NAKED FLOWERS)』の国内初となる常設施設がオープンした。
ネイキッド フラワーズ フォー ユー(NAKED FLOWERS FOR YOU)は、 パーソナライズされたオリジナル体験を提供する進化系フラワーアート施設だ。有楽町マルイの館内というアクセス抜群の立地で、『ネイキッド フラワーズ』の世界観をそのままに、これまで京都の二条城をはじめ、日本橋、香港、韓国などの国内外で人気を博してきた「五感での体験」を提案。中でも今回は、個々の来場者に合わせたパーソナライズ体験にも注力する。
会場に入る前に用意されている『クリーン ジャングル』は、ジャングルの中に流れる滝の水で手を清めるように手指消毒を行うアート作品だ。会場の中に咲く6種類の花が、プロジェクションマッピングでランダムに手のひらに広がり、期待感を高めてくれる。
会場内に入ると、まずは『ネイキッド フィトセラピー』で、フィトセラピー(植物療法)を取り入れたプロフィール診断を行い、自分の今の状況をパーソナルデータ化する。といっても、決して難しい作業ではない。体調や感情、食事などに関する10問の質問に答えると、その後に続くガーデンで今の自分自身と向き合える花のアート体験や、環境に配慮したサステナブルカフェで、自身に合ったドリンクが体験できるという仕組みだ。
例えば、チョコレートでできたコスモス畑のガーデン『チョコレート ガーデン』で、「QRコード」をリーダーにかざすと、今の自分に必要なメディカルチョコレートのパッケージと同じ色のコスモスが壁面に咲き、周りにあるコスモス畑からそれを収穫できる。
『フローズン フラワー ガーデン』では、今の自分に合ったアロマ精油と瞑想(めいそう)プランが提案される。音と映像に包まれたパーソナルスペースでは、アロマを感じながら数分間のメディテーションも可能。心を落ち着けることで、ニュートラルな自分に出合えるかもしれない(!)。
野生の植物エネルギーを持ったメディカルハーブのガーデン『ワイルド フラワー ガーデン』(別途700円)では、自分の状態に合ったメディカルハーブの花を摘むことができる。『ブルーミング ガーデン』(別途500円)では、ゲストの顔からカメラで診断しさまざまなデータを分析。しばらくすると自分の顔に合ったフラワーアートのマッピングが現れ、さらに自分に合ったコスメがプレゼントされる。
ほかにもネイキッドならではの数々のお楽しみが盛りだくさん。『桜彩 OUSAI(オウサイ)』は、『ネイキッド フラワーズ』を象徴する桜のアート空間だ。和紙で作られた桜とともに、5分ごとに四季が変化する床へのプロジェクションマッピングを楽しみたい。
『ザ・シークレットオブシークレットガーデン』は、ネイキッド フラワーズ フォー ユーの入場者だけが入ることができる物販エリア。バスソルトやマスクスプレーなど、ここでしか入手できないオリジナルグッズも用意している。フォトスポットでは、大きなフラスコの中に入ったような写真が撮影可能だ。
『ネイキッド フラワーズ カフェ』では、会場内で診断から導き出された、今の自分に必要な栄養素が取れるスムージー(イートイン1,320円、テイクアウト1,296円。いずれもハーフサイズあり)が購入できる。なお、ネイキッド フラワーズ フォー ユーに入場しなくても楽しめるグランドメニューも用意している。
総合演出を手がけた、ネイキッド代表の総合プロデューサーである村松亮太郎は、「この場所では皆さん自身が花であり、アートのような存在です。ここを訪れることで皆さんが自分自身の魅力を再認識して、個性を輝かせるきっかけになればうれしいです」と語っている。
都会の真ん中で、自分だけの花を咲かせ、今の自分に向き合う──。ここでしかできないアート体験を楽しみ尽くそう。
関連記事
『2022年夏「動く、ミュシャ展」がパシフィコ横浜で世界初開催』
『閉館するチームラボボーダレス、最後の展示は桜のインスタレーション』
『アンビエント・ミュージックの創始者、ブライアン・イーノ日本初の大規模展覧会が開催』
『現存する日本最古のジャズ喫茶が、2023年にミュージアムとして再生』
『渋谷で「おかんアート」の展覧会が開幕、都築響一がキュレーターとして参加』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら