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日本の空の玄関口である成田空港に、「中川政七商店」初のグローバル向け店舗「中川政七商店 成田国際空港第1ターミナル店」が、2024年3月31日にオープンした。トランクをイメージしたアイコニックな店内には、日本各地の素材や技術、風土を生かして生み出された工芸アイテムが、オリジナル商品を中心に約600点並ぶ。
商品の解説は日本語以外にも英語、中国語で表示され、公式ウェブサイトやSNSとリンクする「QRコード」も店内に掲示。その工芸の背景や技術についても学べるような仕組みだ。
店内は、機能とデザインを両立させた伊賀焼のおひつや食洗器で洗える漆わんのほか、機内ですぐに試したくなるような自然派コスメなど、見やすく分類されている。中川政七商店がブームの火付け役となった、さまざまな文様の「花ふきん」や「かや織ふきん」、カラフルなだるま、シカ・招き猫などのモチーフのおみくじをはじめ、土産に配りたくなる雑貨も多い。
中でも注目したいのは、スタジオジブリとのコラボレーションによる工芸品。第1弾の「となりのトトロ」では、「肥前吉田焼の一輪挿し」「美濃焼のどんぐり皿」「小田原鋳物のお守り鈴」など、日本各地の工房の手わざを生かしたアイテムが揃い、ギャラリーのようだ。
まだ木の香りがする各ブースには、「上出瓷藝」代表の上出惠悟が奈良のシカを描いたグラフィックが飾られ、空間のアクセントとなっている。
気軽に配れる生活雑貨から、モダンにデザインされた招き猫や南部鉄器などの伝統工芸品まで、大切な人へのギフトがきっと見つかるラインアップだ。旅に出る前にも、帰宅前にも立ち寄りたくなるだろう。
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