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国内外の現代美術の本やグッズを扱うギャラリー併設ショップ、ナディッフ アパート(NADiff a/p/a/r/t)で、⼤⼭エンリコイサム個展『Paint Blister』が開催。会期中、ビルのガラス壁面にカッティングシートを使った6メートルを超える新作が展示される。
ストリートアートの塗膜に見られる現象に着目
⼤⼭エンリコイサムは、1970〜1980年代のニューヨークで始まったストリート文化に影響を受け、エアロゾル・ライティング(スプレー塗料でストリートに描かれたライティング)を再解釈した作品で注目を集めるアーティスト。独⾃のモチーフである『クイックターン・ストラクチャー』(QTS)を国内外で発表し、『コム デ ギャルソン』や『シュウ ウエムラ』などブランドや企業とのコラボレーションのほか、ストリートアートの批評やライティング⽂化の研究にも取り組んでいる。
本展のタイトル『Paint Blister』(ペイント ブリスター)とは、塗膜と⽀持体のあいだに⽣じる気泡やふくれの意。これは下地処理をしない無許可のストリートアートに多く見られ
コンセプトに関する作家のステートメントはナディッフ アパートの公式ウェブサイトで公開中。会期は2022年2月25日(金)〜3月21日(月)の木〜日曜・祝日で、営業時間は13〜19時まで。通常と営業時間が異なるため、出かける際は注意してほしい。
大山エンリコイサム『Paint Blister』の詳細はこちら
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