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池田亮司らが参加、電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」が渋谷で開催

25組のアーティストが集結、5つのプログラムを実施

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画像提供:MUTEK.JP
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今年で7年目を迎える電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」が、2022年12月7日(水)~11日(日)の5日間に開催される。渋谷を拠点に複数の会場で、電子音楽やオーディオビジュアル(AV)のライブパフォーマンス、ショーケースなどのプログラムが楽しめる。

パリで活動する日本の電子音楽作曲家・アーティストの池田亮司(Ryoji Ikeda)が10年ぶりに発売した最新アルバム「ultratronics」のオーディオビジュアルコンサートを実施するほか、2019年以来となる海外アーティスト勢も参加する。

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ドイツ人プロデューサーのPantha du Princeが待望の初来日を果たすほか、中国系カナダ人、Sougwen 愫君 Chungのインスタレーション、ドイツ実験音響の最高峰レーベル「Raster」のショーケース、ロンドン在住の日本人歌手・実験的ボーカルパフォーマーのHatis NoitとビジュアルアーティストのYuma Kishiのコラボレーション日本初披露するなど、注目のステージが盛りだくさんだ。

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画像提供:MUTEK.JPRyoji Ikeda Live Set at TFAM

初日の7日は「ラインキューブ渋谷(LINE CUBE SHIBUYA)」でテクノロジーとサウンド、映像が融合するオーディオビジュアルに焦点を当てたプログラム「A/Visions」が開催。池田による最新オーディオビジュアルコンサートは必見だ。

Sougwen 愫君 Chung
画像提供:MUTEK JPSougwen 愫君 Chung

ロンドン拠点のスタジオ「Scilicet」の創設者であるSougwenは、ここ数年にわたり開発してきた植物と機械の共自然性と、生体模倣ロボット工学を探求した作品「Flora Rearing Agricultural Network(F.R.A.N.)」のライブパフォーマンス版を世界プレミア公開する。

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画像提供:MUTEK.JP「MUTEK.JP 2021」のMasayuki Azegami & komakinexのパフォーマンス

8日(木)には「渋谷ストリーム ホール」で、人工知能(AI)とクリエーティビティ、オーディオビジュアルに焦点を当てた「Play 1」を展開。「Montreal Life Support & Woulg」によるロボットがチェロを演奏するインスタレーションや、モントリオール拠点のデジタルアーティストMyriam Bleauによるオーディオビジュアル・パフォーマンスなどが鑑賞できる。

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画像提供:MUTEK.JP「MUTEK.JP 2021」Akiko Nakayamaのパフォーマンス

9日(金)の「Play 2」は、実験的で多角的なアプローチのサウンドとイマーシブなビジュアルがテーマだ。DJ・プロデューサーのMars89と、プログラミングを駆使した実力派映像ユニット「Hexpixels(神田竜/比嘉了)」のコラボレーションライブや、コンポーザーのFrance JobinとメディアアーティストのMarkus Heckmannによる量子論に触発されたAVパフォーマンスなどが披露される。

10日(土)は「スポティファイ オーイースト(Spotify O-EAST)」で、エレクトロニックミュージックのリズムの魅力に特化したプログラム「Nocturne 1」を開催。レーベルの「Raster」によるショーケースとして、Byetoneによるリズム、サウンド、レーザーを組み合わせたショーが行われるほか、Kyoka&Shohei Fujimotoが脳と自己の共鳴を試みる新作オーディオビジュアル作品を公開する。

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画像提供:MUTEK.JPHatis Noit(左)、Pantha du Prince

11日の「Nocturne 2」では、ロンドンを拠点に活動する日本人ボーカリスト、Hatis Noitによる最新アルバム「Aura」のライブセットとYuma Kishiのビジュアルアートがコラボレーションしたステージが登場。最新アルバム「Garden Gaia」では、有機的で芳醇(ほうじゅん)なリズミカルアンビエントサウンドを届けたPantha du Princeによる日本初公演も見逃せない。

チケットはMUTEK.JPの公式ウェブサイトで販売中。それぞれの公演チケットのほか、全公演に入場できる「パスポート早割」(1万5,000円)もある。

新進気鋭のアーティストが一堂に会し、サウンド、デジタルアート、オーディオビジュアルライブ、メディア芸術など、革新的なコンテンツプログラムをぜひ自分の体で体験してほしい。

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