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月並みな表現になるが、どんな街でも歩いて巡るのが一番だ。歩く方が安上がりでストレスもなく、偶然の出合いに恵まれることが多い。それに人通りの少ない裏通りを歩いて、ちょっと変わったレストランやショップを発見するのは最高の喜びでもある。それだけに、多くの都市が基本的には自動車向けに設計されているように見えるのは残念なことといえる。
ホテルチェーンのMotel Oneは、古き良き時代の徒歩での散策が好きな旅行者に最適な都市を割り出す調査を行った。その中で、同社はヨーロッパで最も人気のある観光地を選び、最も人気のある観光スポットをマッピング。その間を歩くのにどれくらいかかるかを計算し、ランキングにした。
1位はベルギーのブルージュ。歴史的なベギンホフ橋から、風変わりなフライドポテトの博物館であるフリッツ博物館(Frietmuseum)まで、わずか29分で移動できることが分かった。
次点はイギリスのマンチェスター。30分も歩けば、国民の歴史博物館、国立サッカー博物館、科学産業博物館などの名所にたどり着ける。これだけでも相当な学びが得られそうだ。
ほかにランクインしたのはクロアチアのドゥブロヴニク、オランダのアムステルダム、チェコのプラハといったヨーロッパなど。ランキングを見て、次のヨーロッパ旅行を検討してみるのもいいかもしれない。10位までは以下の通り。
徒歩での観光に向いているヨーロッパの都市ランキング(Motel One)
1. ブルージュ(ベルギー)
2. マンチェスター(イギリス)
3. フランクフルト(ドイツ)
4. ドゥブロブニク(クロアチア)
5. ライプツィヒ(ドイツ)
6. チューリッヒ(スイス)
7. ベネチア(イタリア)
8. アムステルダム(オランダ)
9. イタリア(ミラノ)
10. プラハ(チェコ)
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