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「モノポリー」と聞くと、子どもの頃の懐かしい思い出がよみがえると同時に、怒りの感情が湧き上がってくることはないだろうか? もしそうだったとしても大丈夫、あなただけではない。
資本主義の愚行を批評するこのボードゲームのベストセラーは、何年にもわたり数え切れないほどプレーされてきた。そのうちの少なくとも半分は、きっと怒りに任せてボードがひっくり返されて終わっているに違いない。
多くの大都市の不動産市場の現状を思うと、ほとんどの人にとって不動産を「所有」できる唯一の機会は、モノポリーで遊ぶ時となっているのが悲しいところではある。しかし、それであればむしろオーストラリアのメルボルンへ行き、思いっ切りモノポリーで遊んでみるのはどうだろうか。
2023年9月、メルボルン・セントラルにモノポリーをテーマにした広大な屋内パーク「Monopoly Dreams」がオープンするのだ。
同テーマパークは2019年に香港で初めてオープン。メルボルンのパークは世界2カ所目で、香港の2倍の広さになる。エントランスを通過した後、来場者は「Monopoly City」と「Mr. Monopoly’s Mansion」という2つの異なるゾーンの探検が楽しめる。
メルボルンをイメージした路面電車やストリートアートが描かれた各ゾーンでは、4Dシアターやチャンスホイールを含む合計15のアトラクションが設置される。獲得した「モノポリーマネー」は施設内のカフェや売店で使うことができるという。
「これらの2つのゾーンへの鍵は、9月に引き渡されます。2023年に最も待ち望まれていたアトラクションのオープンを、正式にオーストラリアの皆さまへお知らせできることに興奮しています」と、Monopoly Dreams Melbourneのジェネラルマネジャー、マーク・コノリーは述べている。Monopoly Dreamsのオープンは、9月1日(金)で、チケットは30AUドル(約2,875円)からとなっている。
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