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川崎市溝の口エリアに初のマイクロブルワリー、みぞのくち醸造所が誕生

タップルームやボトルショップ、マーケットも併設した複合施設

テキスト:
Tomomi Nakamura
Writer
画像提供:みぞのくち醸造所
画像提供:みぞのくち醸造所
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202252日(月)、溝の口エリア初のマイクロブルワリー、みぞのくち醸造所が溝の口ビルをリノベーションした複合施設、BOIL(ボイル)1階にオープンする。

ブルワリー、タップルーム、ボトルショップ(酒屋)、マーケットが併設している。同店は飲食店の運営・プロデュースを手がけるローカルダイニング代表の榊原浩二と醸造責任者である安川雅志が「地域に住む人やビールを飲んだ人々が集い、楽しくてあったかい時間を過ごしてほしい」 という思いからスタートしたプロジェクトだ。

みぞのくち醸造所
画像提供:みぞのくち醸造所

最大13タップをそろえるタップルームでは、全てのドリンクを香り豊かな樽生で提供。間近で醸造風景を眺めながら、作りたての新鮮なビールや醸造家が厳選した工場直送のクラフトビールなどが味わえる。さらに、地元の農家から仕入れた果物を使ったクラフトジュースも提供する。

画像提供:みぞのくち醸造所
画像提供:みぞのくち醸造所

初のブルワリーブランドとして展開するクラフトビールは、「地域の人々と一緒に育てていきたい」という思いを込めて名付けられた『ノクチビアーズ』。IPA、ペールエール、ヘイジーIPAという王道の3スタイルをそろえており、自社農園の果実を加えるなど、日々新しい挑戦をしながら醸造家が改良を重ねた自慢のシリーズだ。

このほか、『ウタウト』と『ワラウト』というフラッグシップビールを2022年秋リリースを目標に現在仕込み中だという。

ノクチビアーズ IPA
画像提供:みぞのくち醸造所ノクチビアーズ IPA

『ノクチビアーズ IPA』(580円〜)は濃厚な麦と大量のホップを効かせたIPA。苦味の中にシトラス、パイナップルなどの爽やかな香りが突き抜ける1杯で、インパクトが欲しい人におすすめだ。

ノクチビアーズ Pale Ale
画像提供:みぞのくち醸造所ノクチビアーズ Pale Ale

飲みやすさを重視するなら『ノクチビアーズ Pale Ale』(580円〜)をチョイスしよう。華やかなかんきつ系のフレーバー、繊細で優しい飲み口とキレのある味わいはどんな人でもマッチしやすい。

ノクチビアーズ Hazy IPA
画像提供:みぞのくち醸造所ノクチビアーズ Hazy IPA

ノクチビアーズ Hazy IPA』(680円〜)はホップ大爆発のフルーティーでクリーミーな味わい、突き抜けるパッションフルーツとバナナの香りが特徴である。まろやなか口当たりでビールが苦手な人にもおすすめだ。

みぞのくち醸造所
画像提供:みぞのくち醸造所

タップルームには醸造工程で出た麦芽粕を使用した自家製パンでサンドしたホットドッグやホットサンド、ピザ職人特製のナポリビザ、8種の特製ディップソースが楽しめるフライドポテトなど、酒に合うつまみメニューもラインアップする。併せてビールを味わえば、さらにおいしく感じられるだろう。

みぞのくち醸造所
画像提供:みぞのくち醸造所

このほか、銚子市の農園であるへねりーふぁーむ(Hennery Farm)の『アフロきゃべつ餃子』など、全国の「地元で愛される逸品」をラインアップしたマーケットも展開する。

ボトルショップでは、瓶詰めされたばかりの同社の商品をはじめ、時期に合わせて厳選した国内外約80種類のビールを販売している。テイクアウトはもちろん、その場で「角打ちスタイル」でも味わえるので、ぜひチェックしてほしい。新たな街のクラフトビールを堪能してみては。

みぞのくち醸造所の詳細情報はこちら

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