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2022年1月24日、都心から1時間あまりでアクセスできる三浦市の油壺に、富士山と相模湾を間近に感じられる絶景キャンプ場、京急油壺温泉キャンプパークがオープン。同施設は2021年9月に惜しまれつつも閉館した京急油壺マリンパークの周辺敷地を活用したアクティビティスポットだ。本記事では、その魅力を7つの点からレポートする。
1. 相模湾と富士山に囲まれた絶景キャンプが体験できる
ここでは、富士山と海を正面に臨む広大な景色の中、キャンプやバーベキューが楽しめるのが魅力だ。バーベキュー場のほか、キャンプサイトやオートキャンプサイト、モンゴルサイトがあり、昼は青空の下で潮風を感じながら、夜はたき火の炎や沈んでいく夕日を眺めながら爽やかなひとときを満喫できる。
テントやタープ、コット、バーベキューテーブル、LEDランタンなど各種レンタルもあるので、キャンプギアを持っていなくても安心。日中は無料で入れるので公園のような楽しみ方も可能だ。
2. 小網代湾の景色を目の前に三浦で採れた海鮮に舌鼓
バーベキューが苦手という人には、隣接するホテル京急油壺観潮荘のレストラン、潮彩での食事がおすすめ。大振りのエビにマグロ、ネギトロなどをはじめ、常時7種類の旬の魚介が入った板長こだわりの『海鮮丼』(2,180円)を食べれば、三浦の新鮮な鮮魚のおいしさのとりこになってしまうだろう。
店内の活魚水槽で泳ぐ魚を、その場で食べられるところも同店の魅力だ。窓際から見える小網代湾の穏やかな海を眺めつつ食べる、贅沢な時間を味わおう。
3. 自然美を全身で感じられるキャンプサイトでリフレッシュ
宿泊できるキャンプサイトは全区画天然芝で、美しい海と富士山のふもとへ沈む夕景が同時に見られる贅沢なエリア。区画ごとにイルカやカワウソなど、京急油壺マリンパークをイメージした懐かしい名称が付けられている。
4. プライベート空間でポニーと触れ合える1日1組限定のモンゴルサイト
ここでしかできない体験がしたいなら、海に囲まれた貸し切りのプライベート空間でポニーと戯れられるモンゴルサイトに宿泊してみよう。人懐っこく、かわいらしい表情に思わず癒やされる人も多いはずだ。宿泊しない場合でも、10~16時の間ならキャンプパーク内でポニーと触れ合えるアクティビティ(10分1,500円で)もあるので、子連れのファミリーはもちろん、気になる人はチェックしてみてほしい。
テントやクッションは備え付け、アウトドアチェア、テーブルがレンタル可能。気軽にアウトドアステイにチャレンジできるところもポイントだ。
5. 360度パノラマの相模湾を眺めつつチルアウトできる展望台
ここを訪れたら必ず足を運んでおきたいのが、旧京急油壺マリンパーク時代の建物をそのまま生かした無料展望台、しおかぜ校舎だ。
階段を上ると、目の前に広がるのは360度相模湾のパノラマ絶景。別荘地と知られる小網代湾や江の島、静けさが漂う油壺湾、透明度の高い荒井浜など、周辺の美しい景色が堪能できるエリアとなっており、心洗われるひとときが過ごせる。
6. 2月中旬~3月には河津桜が観賞できる露天風呂
外で遊び疲れたら、隣接の油壺温泉で湯浴みを満喫しよう。美肌効果が期待できる天然温泉につかれるのはもちろん、自然に囲まれた露天風呂では初春になると河津桜も観賞できる。入浴料金は大人1,200円、小人600円で、12歳以上は別途入湯税150円がかかるので注意してほしい。
7. 三浦の生物を観察できるビオトープ
ファミリーや友人同士で訪れたなら、三浦メダカやドジョウなどの水生生物が住んでいるビオトープを散歩してみるのもいいだろう。5月~6月にはホタルも飛ぶそう。どんな景観になるのか今から楽しみだ。
かつて多くの人が訪れ、人々を魅了し続けた観光施設、旧京急油壺マリンパーク。その跡地となる施設や絶好のロケーションを生かし、三浦半島の絶景を臨みつつ、アウトドア気分が満喫できる京急油壺温泉キャンプパークとして生まれ変わった。
京急グループは「都市近郊リゾートみうらの創生」を目指し、同施設を起点に油壺エリアの活性化を行っていく予定だ。「古きにあずかり新しきを為す」同グループの取り組みに今後も期待したい。
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