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全国にはそれぞれの街の文化を生かしながら地域に根差し、特色を維持しているミニシアターが存在する。その中で、横浜と大阪、京都、神戸のミニシアターが交流する『ミニシアター地域交流上映会』が2021年12月19日(日)、20日(月)、26(日)に開催される。
第2回となる今回は、関西のミニシアターシーンを盛り上げる大阪のシネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館、神戸の元町映画館、12月21日(火)に開館30周年を迎える横浜のシネマ・ジャック&ベティが参加。それぞれの劇場にゆかりの深い作品とともに相互訪問し、上映と支配人&作品ゲストを交えてのトークショーを実施する。
ラインアップは以下の通り。
・19日
会場:シネマ・ジャック&ベティ
14時40分〜
『月夜釜合戦』(監督:佐藤零郎)
上映後、トークショー(45分予定)
登壇者:川瀨陽太、佐藤零郎、山崎紀子(シネ・ヌーヴォ支配人)
17時45分〜
『夜は短し歩けよ乙女』(監督:湯浅政明監督)
上映後、トークショー(30分予定)
登壇者:湯浅政明、吉田由利香(京都みなみ会館館長)
20時00分〜
関西3館の支配人、館長によるスペシャルトークショー
登壇者:吉田由利香、山崎紀子、林未来(元町映画館支配人)
・20日
会場:シネマ・ジャック&ベティ
13時00分〜
『ハッピーアワー』(監督:濱口竜介監督)
上映後、トークショー(45分予定)
登壇者:濱口竜介(リモートで参加)、林未来、
・26日
会場:シネ・ヌーヴォ(大阪)
12時40分~
『我が人生最悪の時』(監督:林海象)
上映後、トークショー(45分予定)
登壇者:林海象監督、梶原俊幸(横浜シネマ・ジャック&ベティ支配人)、八幡温子(横浜シネマリン支配人)、福島成人(ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員長、横浜シネマネットワーク実行委員長)
チケットは、オンラインと窓口で上映3日前から購入できる。
コロナ禍で映画界全体が冷え込む中、個性的な作品を上映するミニシアターは映画ファンにとってはなくてはならない存在だ。邦画、洋画を問わず、インデペンデントから将来が期待される監督たちが日夜、輩出されている。そんな原石を見つける意味でも、ミニシアターの灯を消さないためにも、ミニシアターの魅力を再確認する絶好の機会になるだろう。
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