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2023年12月5日、「すべてを持続可能に」を企業ビジョンとするミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤが、「ミシュランガイド東京2024」を発表した。今年で17回目となる同ガイド。今回の掲載件数は過去最多の504軒で、新たに18軒の星付きレストランが加わった。東京は17年連続で世界で最も星付き飲食店・レストランが多い都市に選定された。
3年ぶりに新たな三つ星となったのは、江戸前寿司の激戦区である銀座の「青空(はるたか)」。同じく銀座にたたずむ名店「すきやばし次郎」で12年修業した店主、高橋青空が営む。自ら市場に通い続けて魚の目利きを鍛え、食材をいかに生かすかを考えて、提供するという。その感性と技術を磨き続ける日々の積み重ねが評価につながった。
資生堂が経営するフレンチレストラン「ロオジエ」は、三つ星を6年連続で獲得。恵比寿の「ガストロノミー ジョエル ロブション」は17年連続で三つ星の評価を得た。
2022年7月、紀尾井町にオープンした「マス(MAZ)」は、初掲載で二つ星に輝いた。「世界のベストレストラン50(World's 50 Best Restaurants)」において2022年に2位に輝いたペルーにある「セントラル(Central)」のシェフ、ヴィルヒリオ・マルティネス(Virgilio Martinez)が手がけてたガストロノミーレストランである。
そのほか、積極的に持続可能な活動をしているレストランへ光を当てる「ミシュラングリーンスター」も世界で最も多い11軒が選定された。馬喰町にある「ノル(nõl)」は、新たなミシュラングリーンスターを獲得。循環型の農業を実践している農家と連携し、二酸化炭素削減とフードロスの両面に取り組んでいる。
「そのために旅行する価値がある卓越した料理」とされる三つ星をはじめ、最も星付きが多い美食の街である東京。世界に誇る逸品を堪能してみてほしい。
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