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「ミシュランガイド東京2025」全507軒の掲載店を発表、新たな三つ星獲得店も

「天ぷら 元吉」が昇格、「アポテオース」や「エリタージュ バイ ケイ コバヤシなどが新たにリストイン

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
天ぷら 元吉
Photo: Kisa Toyoshima「天ぷら 元吉」の「車海老」
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世界45以上の地域のレストランを評価する「ミシュランガイド」で、2024年現在、世界で最も多くのミシュランスターを獲得している東京。2024年10月17日に、新たに発売された「ミシュランガイド東京2025」の全セレクション掲載店が発表された。

今回は、34種類の料理カテゴリーから507軒の飲食店・レストランを紹介。そのうち、新規掲載店は64軒に及ぶ。内訳は、一つ星12軒、二つ星26軒、三つ星132軒、ビブグルマン110軒、セレクテッドレストラン227軒、ミシュラングリーンスター12軒となる。

ここでは、新たに三つ星を獲得したレストランや、注目のレストランを紹介しよう。

セザン
画像提供:セザン「セザン」の国産の食材を使った料理の一例

三つ星に輝いたのは、ミシュランガイドが選ぶ「特別な滞在」を提供するホテルの一つフォーシーズンズホテル丸の内 東京」内にあるフランス料理店「セザン(SÉZANNE)」だ。2022年版で一つ星、翌年には二つ星、そして2025年版で最高評価の称号を得た。

天ぷら 元吉
Photo: Kisa Toyoshima「天ぷら 元吉」の名物の一つである「ウニの大葉乗せ」

 「天ぷら本吉」も一つ星から二つ星に昇格。本吉一仁が率いる同店は、古典的な日本料理に斬新なアレンジを加えることで知られている。

また、一つ星には、マグロに最も心を配り、古典回帰の大振りな握りずしを提供する、「佐野鮨」が選出。さらに、新たな料理カテゴリーである「クリエイティブ」からは「ハルカ ムロオカ(Haruka Murooka)」がセレクテッドレストランとして掲載された。デザートを提供するレストランが日本のミシュランガイドで紹介されるのは、初めてのこととなる。

エリタージュ バイ ケイ コバヤシ
画像提供:マリオット・インターナショナル ジャパン「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」のシェフである小林圭が監修した器で提供される料理

2025年度版では、13のレストランがミシュラン一つ星を獲得している。

今回新たにリスト入りしたレストランは、以下の通り。

スィークル
画像提供:スィークル「スィークル」のフレッシュグリーンが目に鮮やかな「セリのエマルジョン」
オルタンシア
画像提供:株式会社オルタンシア「オルタンシア」の「豆畑の一皿」

環境に配慮したレストランに与えられる「ミシュラングリーンスター」も、精進料理を提供する「精進料理 醍醐」などが加わり、12軒と世界で最も多い数となった。

「ミシュランガイド東京2025」の全セレクションは、ミシュランガイドの公式ウェブサイトとアプリから確認できる。また今年から、世界初となる電子書籍版を発売しているので併せてチェックしよう。

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