Netflixがマレーシア航空機事故をテーマにした番組を配信

Netflixは、2014年に発生したマレーシア航空370便の消息を追う新ドキュメンタリーシリーズ「MH370: The Plane That Disappeared」を配信することを発表した。

クアラルンプール発、北京行きのボーイング777型機が離陸後に消息不明になるというこの出来事が起きたのは、2014年3月8日。後に、同機はインド洋南部に墜落し、乗客・乗員239人全員が死亡したと発表された。しかし、レーダーから消えた理由など、墜落の真相はいまだ謎に包まれている。

Netflixは同シリーズを「7つの国を舞台とした、心を打つこのドキュメンタリーシリーズは、強力なアーカイブを使って飛行機が消えた夜を再現するもの」と紹介。さらにこれが「X-ファイル」であるかのように「陰謀論と異世界論、謎めいた人物、当局や関係者の沈黙に満ちた物語だ。しかし何よりも、現代の大きな未解決ミステリーの一つであるこの事故で失われた人々について、記憶を途絶えさせずに答えを探し続ける機会なのです」と説明している。

このシリーズは3話構成で、墜落を巡る3つの説が一つずつ深掘りされている。登場するのは遺族、科学者、ジャーナリストのほか、あの夜何が起こったのかを執拗（しつよう）に探そうとする多くの人々。事故に最も近い人たちの証言からその真相に迫るという。

配信は、全世界で2023年3月8日（水）からスタートする予定だ。

関連記事

『Netflix is releasing a documentary about the mysterious disappearance of Flight MH370（原文）』

『ティム・バートン「ウェンズデー」の学園はルーマニアに実在？』

『ニューヨークのストリートカルチャーの誕生に迫るドキュメンタリーが公開』

『世界に誇る日本食ドキュメンタリー10選』

『インド滞在期のビートルズの素顔を収めたドキュメンタリーが公開』

『アメリカのベスト空港、カリフォルニア州に集中』

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら