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2023年冬、羽田空港の近くに外資系ブランドホテルが初めて開業する。フランスの世界最大手ホテルグループ、アコーが運営するメルキュール羽田だ。運営は大阪の総合不動産企業であるサムティが共同で行う。羽田空港から車で10分、京浜急行空港線の大鳥居駅から徒歩4分、穴守稲荷駅から徒歩6分と空の旅の際、便利に利用できるロケーションである。
363室の客室、レストラン、バー、フィットネスセンター、会議室、ラウンジなどさまざまな施設を備えており、ゆったりと贅沢なひと時が楽しめる。
デザインのコンセプトは「TOKYO ELECTRIC」。昔ながらの東京、羽田のイメージを近代的な東京の雰囲気に融合させることで、未来の東京の中に過去の東京が見える空間を創り出す。日本の伝統である手工芸の繊細さとメルキュールらしいヨーロピアンスタイルが交わった、新しくも少し懐かしさを感じるデザインを目指すという。
アコーは、パリを拠点に世界110カ国で5300を超えるホテルやレジデンス、1万を超えるレストラン、バー施設を展開するホスピタリティグループ。メルキュールはそのホテルブランドの一つだ。メルキュール羽田は日本で8番目のメルキュールホテルとなる。
同グループは40を超えるラグジュアリー、プレミアム、ミッドスケール、エコノミーのホテルブランドを有しており、メルキュールは国際的なネットワークの強みとその土地での真の経験を組み合わせたミッドスケールブランドに当たる。情熱、熱意、温かさを持ったスタッフがおり、地元ならではの情報に精通し、歴史やその土地のストーリーを提供する。
アコーの東南アジア、日本、韓国の最高執行責任者(COO)であるガース・シモンズは「羽田空港はアジアの中でもビジネス、観光、文化において重要なハブであり、メルキュール羽田の開業はアコーにとって非常に重要な一歩になると考えている」と述べている。
空の玄関口であり、大小さまざまなもの作りが息づく街である羽田エリアと、世界中でその土地の魅力を再発見するメルキュールが融合することでどんなホテル体験ができるのか、今から開業が待ち遠しい。
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