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2023年4月15日(土)、新たな魚介ラーメン店「麺匠 一鯛一」が誕生する。場所は五反田駅東口から高輪台駅方面に徒歩5分ほど歩いたエリア。手がけるのは、福岡中洲にある「割烹味美」の主人、河原畑豪二だ。ミシュランガイド関西で星を獲得した経歴を持つ店主による、タイの風味とだしがきいた名店のラーメンが楽しめる。
魚骨スープが主役の絶妙なバランス
「魚の王様」とも呼ばれるタイを生かした魚骨ラーメンは、中州に来店した客の一言からひらめいたという。九州の豚骨と同じく、白濁したスープをタイの頭と骨から丹念にとり、コースの一品としてしゃぶしゃぶのスープとして出したところ好評に。締めの雑炊や島原そうめん、煮麺などにして出していたが、「ラーメンでも合うのでは?」という声がとても多かったことから、客とともに試行錯誤を重ねて作り上げていったそう。
主役のスープを生かすべく、麺はスープと一緒にすすった時に感じる風味を殺さないよう、絶妙な硬さに調整。トッピングは食感や味の変化を生み出すサブキャストだ。店舗の2部制で15〜17時は休み。日曜日は休みのため、訪れる際は注意してほしい。
いまや全国にさまざまな人気店があるタイの魚骨ラーメン。福岡・中州にルーツを持ち、九州の豊かな海を感じる一杯を味わってみては。
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