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2024年3月11日に92歳でこの世を去ったスウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソン(Lisa Larson)を追悼する展覧会が、代官山のギャラリー「のこぎり」で開催される。丸みを帯びたフォルムをした動物形の陶作品が、日本でも大人気だったラーソン。スウェーデンの陶磁器メーカー「グスタフスベリ(GUSTAVSBERG)」の黄金期を支えたデザイナーでもあった。
日本では、ギャラリー「のこぎり」を運営する株式会社トンカチとのコラボレーションで2000年代から大ブレーク。2023年に始まった展覧会「リサ・ラーソン展 知られざる創造の世界ークラシックな名作とともに」は現在も巡回中で、5月26日(日)まで「滋賀県陶芸の森陶芸美術館」で、6月8日(土)~8月25日(日)は「岐阜県現代陶芸美術館」で鑑賞することが可能だ。
代官山で開催される本展「私のリサ・ラーソン(追悼リサ・ラーソン展)」は、通常の作品展とは異なり、ラーソン本人と交流のあった個人の視点で、生前の日々を回顧するものだという。プライベートで撮影された写真や制作過程に用いられた原型、関係者の回想など、これまで未公開だった資料が掲示される。また、近接するショップ「トンカチ シックス(TONKACHI,6)」でも、ラーソンのアイテムを特集する。
展覧会は入場無料だが、水曜日から金曜日は公式ウェブサイトからの予約が必要なので注意してほしい。
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