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2023年10月31日(火)、国立競技場近くに「都立明治公園」が誕生する。コンセプトは、希望と誇りとともに次世代へレガシーとして継承される公園「TOKYO LEGACY PARKs」。公園内には来園者の交流の場となる多彩な広場や、都心部では希少な樹林地「誇りの杜」が整備される。
公園の骨格となるのは3つの広場と森。中央に位置する「希望の広場」は、明治公園のシンボルとなる芝生の広場で、「インクルーシブ広場」は包摂性や多様性をテーマにしており、ニーズに合わせて取り外しができる可動式の遊具が設置されている。ワークショップやイベントも開催される予定だ。
外苑西通りに面する「みち広場」には、腰を掛けられるステップベンチや渋谷川水系をオマージュした水景、四季折々の樹木を配置。つい立ち止まってしまうような、心地のよい空間が広がる。13種類の桜の木が植えられているため、春には絶景が望めるだろう。
「誇りの杜」は、100年後に東京のレガシーとなる森を実現するために、約7500平方メートルの敷地に落葉樹約508本、常緑樹214本を植樹。緑豊かな美しい憩いの空間であるとともに、安全性・防犯性に配慮した見通しの良い日陰スペースとして活用できるほか、生態系の調査や子ども向けの自然学習環境としての利用も想定している。
2024年1月には、カフェやレストラン、アウトドアアクテビティショップ、リラクゼーション施設など6店舗が入居する計5棟の建物がオープンする予定だ。都心で広大な緑に囲まれながら、喧騒(けんそう)を忘れ、心地よい時間を過ごそう。
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