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都立明治公園内に複合フードホール「Meiji Park Market」がオープン

カフェ、ベーカリーバー、バターミルクチキンなどが楽しめるマーケット

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
寄稿::
Aya Ueno
パークレットキオスク
Photo : Kisa Toyoshima
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人形町に店舗を構える人気ベーカリーの「パークレット(Parklet)」などが入る「明治パークマーケット(Meiji Park Market)」が都立明治公園内に、2024年4月19日にオープンする。3月に先立ってオープンしていた「パークレットキオスク(Parklet Kiosk)」に加え、「パークレット(Parklet)」「ベイビージェーズ(Baby  Jʼs)」、が続いて開業し、今後は3つの店舗の複合型フードホールとして展開する予定だ。

パークレットキオスク
Photo : Kisa Toyoshima

テーマは、公園の中の公園。文字通り、明治公園という広い公園の一部で、ファーマーズマーケットのようににぎやかな公園の在り方を演出したという。

パークレットキオスクでナチュラルなアイスクリームを堪能

パークレットキオスクでは「オーバービューコーヒー(Overview Coffee)」のドリンクをはじめ、スコーンやクッキーといったペイストリー、今回初の試みであるアイスクリームを提供する。

パークレットキオスク
Photo : Kisa Toyoshima

おすすめのアイスクリームは、同店の共同オーナーであるジェイジェイ(Kate Jaksich)とケイト(Jerry Jaksich)が発案したという「ブラックセサミフレーバー」。ゴマ本来の優しい甘みとぷつぷつとした粒感が楽しく、大人から子どもまで食べやすい味わいである。

パークレットキオスク
Photo : Kisa Toyoshima

甘さの控えめなアイスクリームと一緒に、マイルドな味わいのラテをぜひ併せて飲んでみて。コーヒーが苦手な人も飲みやすい優しさがある。使用するコーヒー豆は、オリジナルのエスプレッソブレンド。柔らかさがありながらもミルクには負けない存在感、さらにキャラメルのように甘さもあり、奥行きを感じる一杯だ。

パークレットではナチュラルワインで爽やかに昼飲み

立派なカウンターが目印のパークレットでは、酸味のある天然酵母のパンや、信頼のある生産者から仕入れたフレッシュな素材を使用。食事を中心とした人形町店と同様のメニューを展開する。

ドリンクには2種の自家製クラフトビールのほか、ナチュラルワインも15種ほど用意している。昼飲みのスポットとしてもぴったりだ。

パークレット 明治公園
画像提供:Meiji Park Market

ベイビージェーズでアメリカ南部のソウルフードバーガーを頬張る

ベイビージェーズは、2020年に札幌で誕生したバターミルクフライドチキンの専門店。これまで国内各地でポップアップストアで提供してきた同店初の実店舗である。

シグネチャーメニューである「バターミルクチキンサンドイッチ」は、パークレットのパンドミに、野菜のコールスロー、アメリカ南部のソウルフードであるバターミルクソースをトッピングしたフライドチキンを挟んだ、ボリューム満点のバーガーだ。

ベイビージェーズ
画像提供:Meiji Park Market

マイルドな味わいはもちろん、大きめにカットされた野菜やチキンのザクザクとした食感がアクセントとなっておいしい。

都心にいながらも自然を感じられる空間でありたいと、店内のインテリアは質感にこだわり、無垢(むく)の手触り、形状の不均一さが特徴的な木製、石製のものが混合している。また、広いテーブル席からカウンターテーブルまで、1人はもちろん、友人、恋人、家族連れなど、さまざまなシーンでの使い方ができるだろう。

明治パークマーケット ベイビージェーズ
画像提供:Meiji Park Marketジェイジェイとケイト

都心にいながら自然に触れられ、開放感のある心地いい空間。アクセスも良いため、ぜひちょっとした息抜きに立ち寄ってみては。

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