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スタジオジブリといえば、宮崎駿を思い浮かべるが、そのアニメーション制作を支えるのは、多くの人たちがいる。宮崎は、共同設立者で右腕である鈴木敏夫がスタジオジブリとその作品に対して果たしてきた役割について、常に声を大にして語っている。『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などジブリの大ヒット作のプロデューサーとして、鈴木は宮崎と同様にスタジオジブリのキャラクターたちの父親的な存在だ。
2022年7月1日(金)〜9月7日(水)に寺田倉庫で開催される『鈴木敏夫とジブリ展』では、ジブリ作品を鈴木の目を通して再確認しながら、スタジオの秘密にも触れることができる。本展は2019年に神田で開催されたが、今回はさらにインスタレーションが追加された。なお、展示は東京だけでなく、4月23日(土)〜6月19日(日)京都で一足先に開催される。
鈴木がスタジオジブリに入社する前、漫画を扱う雑誌の編集者として働いていた時に出版されたものも多く、8800冊を誇る巨大な本棚が見どころ。
『千と千尋の神隠し』に登場する銭湯の一部を再現した東京展限定のスペースも設置される予定だ。
入場料は、一般1,800円、高校・中学生1,500円、小学生1,500円。日時指定制となるので、予定を立てて展示に行こう。
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