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「ウイスキーのロールスロイス」とは、シングルモルトスコッチ「マッカラン」を形容する際の常とう句ではあるものの、それにふさわしい華やかなイベント「ザ・マッカラン 本物と出逢う旅」が2023年4月23日まで「六本木ヒルズ」で開催された。
同期間に先立ち19日、本イベントのオープニングパーティーが催され、冨永愛、町田啓太、白濱亜嵐など豪華ゲストが来場。「ザ・マッカラン ダブルカスク」を楽しんだ。ギタリストのMIYAVIが一夜限りのスペシャルパフォーマンスを披露し、スコッチの常とう句に負けない特別な夜を鮮やかに彩った。
町田は「歴史を感じて飲むことは、創造をさらに広げてくれるし、倍以上に楽しめることだと思いました。第4の部屋ではザ・マッカランの香りを体験し、楽しむことで、もっと知りたいという探究心を刺激されました。個人的には『18年』が一番好きな香りです」とコメントした。
試飲した白濱は「ウイスキーに普段あまり詳しくないこともあり、初めて飲んでおいしいと思うウイスキーに出合えました。ザ・マッカラン ダブルカスクはスッキリして飲みやすく、芳醇(ほうじゅん)な香りがします。どなたでも飲みやすい味になっていると感じました」と感想を述べた。
六本木ヒルズの大屋根プラザには、ザ・マッカラン ダブルカスクの魅力を学べる体験エリアが登場。蒸留所の歴史やこだわりを学ぶ展示スペース、「森」をテーマにヨーロピアンオークとアメリカンオークの2種類の木を表現したエリア、ダブルカスクに欠かせない「樽」についてのプロジェクションを使った音と映像でストーリーを伝えるエリア、最後に町田が「第4の部屋」としたザ・マッカラン ダブルカスクの「12年」「15年」「18年」それぞれの香りや味わいの違いを学ぶ体験エリアで締めくくられた。
また、パーティーが開催されたヒルズカフェ「ザ・マッカランバー」では、「12年」をさまざまな飲み方で体験できるほか、2018年に建設された新蒸溜所を巡るVRツアーや、海外のアワードなどで馴染みの華やかさな演出が披露された。
筆者が2016年にスコットランドを訪れた際、「マッカラン蒸留所」に足を運ぶと、そこは大規模工事中。まるで東京ドームの建築現場かと思わせたが、この場所から今回フィーチャーされた「ダブルカスク」がこの新蒸留所で生まれている。
日本人はなぜかピーティなスコッチを愛飲する傾向にあるものの、バランスのとれたシルキーなマッカランで、一つ大人の階段を上がってみては。
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