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草間彌生が好きで、もしニューヨークにいるのなら、ミッドタウンの5番街沿いにあるルイ・ヴィトンの店舗(住所:1 East 57th Street)に足を運んでみるといいだろう。今、同店のショーウインドーに、93歳の日本を代表する現代芸術家の実物そっくりなロボットが、あの「ドット」を描いているからだ。
同店舗では、ファサードでも草間をオマージュ。ホリデーシーズンにちなんで描かれていた大きなクリスマスツリーは、草間がマルチカラーのドットを描きながら新作コレクションのバッグを手にしている巨大な写真に変わっている。
現在草間と同ブランドは、ミートパッキングにある「ホイットニー美術館」向かいでポップアップショップを開催。バッグからフレグランスまで450以上の「コラボアイテム」を販売している(2023年3月には第2弾アイテムの販売を予定)。5番街の店のウインドーやファサードでの展開は、同プロジェクトの一環で行われているもの。
ポップアップショップは、草間彌生の伝説的な「インフィニティ・ルームミラー」を思い起こさせるものになっている。草間が得意とする「インフィニティ・ドット」で覆われた空間に置かれているのは、さまざまなサイズのミラーボールだ。
草間とルイ・ヴィトンのコラボレーションは今回が初めてではない。2012年にホイットニー美術館で開催された草間の回顧展で、同ブランドはスポンサーを務め、コラボレーションしたコレクションも発表している。
ニューヨークでは、草間の巨大なモザイク画が飾られるグランド・セントラル・マディソン・ターミナルももうすぐオープンする。草間のとりこになっている人は見逃さないように。
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