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創業して以来、クリエーティブかつアーティスティックなコラボレーションを重ねてきたルイ・ヴィトン。現在原宿で開催中の『LOUIS VUITTON &』は、ブランドの160年にも及ぶ歴史を辿りながら、過去に実現された貴重なコラボレーションを無料で展示している。
原宿にあるスペース、ジングで2021年5月16日(日)まで開催される。同展では、創業者のルイ・ヴィトンが旅行用のトランクバッグを作っていた18世紀の時代から、ルイの死後、ブランドがファッション界の大御所になるまでの歴史をたどることができる。
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展示されているのは、カール・ラガーフェルドやジェフ・クーンズといった著名人とともに制作されたバッグやアパレル、アクセサリーの数々。草間彌生や山本寛斎、FRAGMENT DESIGNの藤原ヒロシやNIGOまで、過去にルイ・ヴィトンとクリエーティブな交流を果たしてきた日本人アーティストやデザイナーとのコラボレーションも紹介されている。
10のスペースで構成され、池田亮司による 入り口のサイケデリックなインスタレーションをくぐり抜けると、20世紀初頭に作られたカスタムメイドのトランクやラゲージの貴重なディススプレーが並ぶ。ここではメゾンの起源と、日本が後のルイ・ヴィトンに与えた影響を紹介している。
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さらに進むと、ルイ・ヴィトンを代表するモチーフである「モノグラム」を再解釈したさまざまな作品が登場する。ここに立ち並ぶのは、グラフィティアーティストのスティーブン・スプラウス、『コム デ ギャルソン』の川久保玲、スケートブランドの『シュプリーム』など、豪華な顔ぶれだ。それぞれのバッグには独自のアレンジが加えられており、アーティストやデザイナーたちの才能や想像力を垣間見ることができるだろう。
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村上隆は、彼の代表作である「スマイリーフェイス」や花のモチーフをブランドのバッグに描き、草間彌生は彼女のアイコンである水玉をモノグラムと融合させている。
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そのほか、 過去のランウェイの作品も紹介。ルーム10では、2018年のクルーズコレクションで披露された山本のオマージュ作品が展示されている。きらびやかなドレスやジャケットなどが並び、山本の代表作でデヴィッド・ボウイの衣装として知られる「トーキョーポップ」ジャンプスーツも特別に展示中だ。
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帰る前に、会場に併設されたギフトショップをチェックしてみよう。ルイ・ヴィトンのレザーグッズやスカーフ、フレグランス、インテリア、書籍なども販売している。
『LOUIS VUITTON &』は2021年5月16日(日)まで開催。入場無料だが、事前に公式ウェブサイトから予約が必要となるので注意しよう。
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