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ロンドンマラソン、10万人が一斉に走る前代未聞の規模で開催

「バーチャル」部門の参加人数を5万人に拡大

Joe Mackertich
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Joe Mackertich
Editor-in-Chief, UK
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2021年10月3日(日)は、たくさんの人がマラソンを楽しむ一日になりそうだ。この日は、かつての『ロンドンマラソン』で、今は『Virgin Money ロンドンマラソン』と呼ばれているマラソンイベントの開催日。世界各地から参加する「リモートランナー」も含めると、約10万人という前代未聞の人数が一斉に走ることが見込まれている。

全ランナーの半分は実際に、ブラックヒースからザ・マルまでの42.195キロメートルのメインコースを走る。カティサークを横を通り、タワーブリッジを渡り、終盤には街の中心部へ到達するこのコースはとても魅力的だ。

一方で、もう半分のランナーたちは、同イベントの「バーチャル」部門の参加者。彼らはオンラインを経由してリモートでレースに参戦、各ランナーが走るのは事前選択した「メインコース以外のコース」。昨年は世界各地からの参加を含め、バーチャル部門のランナーは3万8000人だった。主催者側は、2021年はこの人数を5万人にまで伸ばしたいと意気込んでいる。

イベントのディレクターであるヒュー・ブラッシャーは「イギリス全体で新型コロナウイルスのワクチン接種が進められていることもあり、今年のVirgin Moneyロンドンマラソンには、これまでにない10万人のランナーが参加することを期待しています。このイベントは、チャリテイーのための資金集めの役割も果たしています。まさに、世の中のためになる力としてのスポーツを体現した好例といえるでしょう。スタート時から大事にしていることの一つが、『問題を抱えている世界に、楽しみ、幸せ、達成感を提供すること』なのです」と述べている。

Virgin Money ロンドンマラソン』のバーチャル部門への参加には、まずエントリーが必要。海外からのエントリーの場合、費用は38ポンド(約5,400円)。エントリーは2021年2月16日(火)から可能で、受け付けは先着順だ。参加者にはゼッケン番号が与えられ、完走者は憧れのイベント公式完走者メダルとニューバランス製の完走者Tシャツを受け取ることができる。イベントの詳細とエントリー方法は公式ウェブサイトで確認を。 

原文はこちら

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