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ジブリファンにまた朗報だ。デニムブランド「リーバイス(Levi’s)」とのコラボレーションによる、新コレクションが発表された。フィーチャーされるのは、宮崎駿による1997年公開の傑作「もののけ姫」。2023年8月10日(木)から、リーバイスの原宿フラッグシップストアと、公式オンラインストアで販売される。
環境問題へのメッセージが込められた「もののけ姫」は、森の精霊たちと資源を消費する人間の対立が物語の背景となっている。今回のコラボレーションは、宮崎の紡ぐ「自然」に重きを置いた物語へのトリビュートであり、手描きの森、川、動物のキャラクターなどがモチーフとして取り入れられた。
コレクションは、サンをフィーチャーしたジャケット(3万4,100円、以下全て税込み)から、仮面をモチーフにしたコインバッグ(8,800円)といった小物まで、幅広いアイテムで展開される。
中でも際立ったアイテムが「ナイトウォーカー デニム キモノ ジャケット(Nightwalker Denim Kimono Jacket)」(2万4,200円)と「コダマ デニム オーバーオール(Kodama Denim Overalls)」(2万6,400円)だ。映画のキャラクターや彼らの体現する世界観に焦点を当て、劇中のフレーズをデザインに取り込んでいる(「Nightwalker」とは「デイダラボッチ」のこと)。
デニムの美しさへのこだわりを引き継ぎつつ、ストリートウエアから着想を得たアイテムとして、グラフィックTシャツ(1万2,100円)やパーカーも展開する。
有名ブランドがジブリとコラボレーションするのは初めてではないが、「ハウルの動く城」にインスパイアされたロエベのコレクションではシャツが20万円以上したことを思えば、今回はかなり手を出しやすい。映画のイメージをファッションに取り入れ、好きなキャラクターやシーンを文字通り身にまとえる今回のコラボレーションは、ファン必見だ。
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