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ラスベガスにシンガポールの屋台村風フードホールがオープン

アジアの人気店が出店、スティーヴ・アオキも参画

Morgan Olsen
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Morgan Olsen
Global Food & Drink Editor
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シンガポールのホーカーセンター(屋台村)は、 アジア独特の食文化の一つで、アメリカではなかなか体験できない。しかし、シンガポールに拠点を置き、ホスピタリティ事業を展開するZouk Groupが、この状況を変えようとしている。彼らは、2021年夏にラスベガスにオープンする新しいホテル、Resorts World内に、広さ2万4000平方フィート(約2230平方メートル)を誇る、ホーカーセンター風フードホールをオープンさせるのだ。

Famous Foods Street Eatsと呼ばれるこのフードホールは、東洋と西洋の食文化を紹介する16の屋台で構成。ハンドプルドヌードル(手のべ麺)やシンガポールチキンライスといったホーカーセンターの名物料理のほか、テキサスバーベキューやエッグプラントパルメザン(ナスのグラタン)などの欧米料理も楽しめる。

また屋台のいくつかに、Geylang Claypot Rice(シンガポール)、Pepita's Kitchen(マニラ)、Ten Suns Braised Beef(バンコク)といった、アジアの人気店が含まれているのも見逃せない。

ビッグネームはほかにも。DJのスティーヴ・アオキと弟がタッグを組み、焼き鳥、串焼き、焼きおにぎりなどを提供する、Kuru Kuru Pa Yakitoriを初出店。レストラン経営者であるマーカス・サミュエルソンが手がけるロティサリーチキンの有名店、Streetbirdも名を連ねている。

2つあるバーのうち、16席あるFamous Foods Center Barは、自身で注ぐビールのほか、タップカクテルやタップワインも楽しめる。もう一つのHere Kitty Kitty Vice Denは、カクテルを中心とした「エレガントでグランジなスピークイージー(隠れ家バー)」のような雰囲気が売り。

ラスベガスのこの夏のニューカマー、Famous Foods Street Eats、そしてResorts World Las Vegasのオープンが楽しみだ。

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