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2023年11月3日(金・祝)〜5日(日)、文京区の「小石川植物園」を中心とした近隣地域を舞台に「小石川植物祭2023」が開催される。小石川植物祭は「植物」と「まち」のつながりについて考え、新たな価値を見いだすための循環型のプロジェクトだ。2022年に第1回目が開催され、1万人近くの来場者数を記録して、多くの反響を呼んだ。
同プロジェクト発起人は、総合ディレクターを務める建築家ユニットの「カサ/コヴァレヴァ アンド サトウ アーキテクツ(KASA /KOVALEVA AND SATO ARCHITECTS)」。今年度は「命名―なぜ人は植物に名を授けるのか」をテーマに、「植物考」の著者でもあり京都大学人文科学研究所准教授の藤原辰史をゲストキュレーターに迎え、テーマに沿ったプロジェクトを公募した。90組を超える応募があり、20組が選出、発表された。
プロジェクトは「対話する・EXPERIMENT」「味わう・TASTE」「ふれる・CRAFT」「たどる・STORY」「つながる・LINK」という5つの体験から構成。「PROJECT_15」の「触れる、香る、味わう植物園」では、福祉施設「ムジナの庭」と小石川植物園の環境整備チームが協働し、植物園に眠る資源を活用した商品やワークショップを企画する。
ショップでは、植物標本カードやアロマミストのほか、焼き菓子やブレンド野草茶などを販売する予定だ。
プロジェクトの詳細や開催場所については、公式ウェブサイトを確認してほしい。300年以上の歴史があり、植物学の研究や教育、地域の人たちの憩いの場としても開かれてきた小石川植物園で、植物に触れ合い、新たな価値や魅力を発見してみよう。
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