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『北九未来創造芸術祭 ART for SDGs』の展示作品の様子を、公式ウェブサイトから3Dウォークスルーで公開中だ。同芸術祭は、日中韓3カ国から文化芸術による発展を目指す都市を選定した『東アジア文化都市北九州2020▷21』の一環として、「SDGs」をテーマに北九州市で2021年4月29日から5月9日(一部の展示作品は7月11日)まで開催していた。
期間中の緊急事態宣言の発令により来訪や観覧の機会が制限されたことから、より多くの人々にオンラインで作品鑑賞できるよう、今回3Dウォークスルーの公開が行われたという。
迫力あるオンライン鑑賞体験とアーティストコメント
公式ウェブサイトでは、会場の東田大通り公園、北九州市立いのちのたび博物館、北九州イノベーションギャラリー、北九州市環境ミュージアム、北九州市立美術館 本館、スペースワールド駅改札前広場に展示された作品と、作品説明のほか、奥中章人、落合陽一、片山真理、チェ・ジョンファらの参加アーティストによるコメントを観ることができる。
3Dウォークスルーとは、撮影した会場を実際に歩いているかのようにブラウザー上に再現した技術。作品写真をクリックすると詳細を確認でき、直進や360度旋回するなど、まるで本当に会場にいるような気分が味わえる鑑賞体験が魅力だ。
また東田第一高炉跡で行われた石井リーサ明理の『LIGHT X(ライト・クロス)』は、YouTubeでライトアップされた作品の様子を公開している。
コロナ禍で県外の移動が難しく、芸術祭に訪れることが難しい現在。展示作品の様子と会場の熱気を味わいに、オンラインでの鑑賞を試みては。
『北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs』3Dウォークスルーの詳細はこちら
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