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ミシュラングルメを食べてはみたいが、店舗で味わうには懐事情が心もとない。そんな人に朗報だ。「ミシュラン東京」に16年連続で⼆つ星に選出されている日本料理の名店「紀尾井町 福田家」が、家庭で楽しめる「至福のハヤシライス」を2023年6月2日から発売開始した。
「紀尾井町 福田家」は本格的な懐石料理が楽しめる名店だ。1939(昭和14)年に割烹旅館として創業。北大路魯山人に一から指導を受け、料理の味はもちろん見た目の美しさや器、部屋のしつらい、家具、掛け軸、置物に至るまで、魯山人の食と美に対する考え方や世界観が色濃く反映されている。川端康成やイサムノグチといった文化人が通いつめた店としても知られており、訪れれば、時を超えた日本の優雅さを心ゆくまで堪能できる。
そんな同店で提供する「至福のハヤシライス」は、甘みの強い淡路産タマネギとセロリ、トマト、ニンジンなどとともに煮込んだデミグラスソースと、良質な黒毛和牛の肩肉を贅沢に使用した和風ハヤシライス。肉の部位や切り方などを変えながら試作を重ね、1年近くかけて仕上げたという。
デミグラスソースも福田家らしい味になるよう、和の調味料を独自に配合。味噌は、京都「石野味噌」の白味噌と京桜味噌を2対1でブレンドし、とろみのあるたまり醤油、まろやかで自然な甘みのみりんを使用している。
同商品は冷凍とレトルトの2タイプ展開で、いずれも200g、2,700円(税込み)。公式オンラインショップのほか、全国の百貨店やスーパーマーケットなどで購入できる。
福田家四代目の福田貴之は「紀尾井町 福田家が受け継いできた伝統、生産者さんとの出会いと絆、彼らが作る食材自体の持つうまみや魅力が一つになって生まれた「至福のハヤシライス」をぜひご堪能ください」と思いを語る。これを機に、ミシュラン星付きの味わいを体験してみては。
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『紀尾井町 福田家』
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