紅葉の名所として名高い大阪の「勝尾寺」でライトアップが開催

727（神亀4）年創建の勝尾寺は、大阪の中でもとりわけ長い歴史を持ち、崇敬を集めてきた寺院の一つだ。大阪駅から電車で約1時間30分ほどの距離にあり、26万平方メートル超という広大な敷地を持つ。周囲はうっそうとした山に取り囲まれ、ハイキングコースをたどって、景勝地として名高い箕面（みのお）大滝へ行くことも可能だ。そして、秋には山々の木々が鮮やかな赤やだいだい色に染まり、鳥居や橋の朱色とあいまって見事な景色が見られる。

日中も美しい勝尾寺だが、現在は夜間ライトアップを開催しており、日没後の姿を鑑賞できる。ライトアップは2023年12月3日（日）までの土・日曜日と祝日限定で、拝観時間が20時30分まで延長される（最終受け付けは20時）。美しく照らされた紅葉、荘厳な寺院建築、そして池に映る影が織り成す風景は素晴らしく、訪れる人の心を奪うことだろう。

実は、勝尾寺は旅行者にとって注目の場所だ。「じゃらん」が2023年に公開した「圧巻！夜の紅葉絶景ランキングTOP10」にも選ばれている。

緑豊かな立地のほか、無数のだるまが奉納されていることもこの寺院を特徴付けている。だるまは宿願成就に関わる縁起物だ。その名前が示しているように、勝尾寺はスポーツ、学業、仕事など、人生のあらゆる場面において「自らに打ち勝ち」、「勝ち運」を願う人々が参拝をする寺院なのである。

アクセスに便利なシャトルバス「勝尾寺もみじ狩りバスツアー​​」のチケットは、オンラインで販売中。料金は大人2,000円（以下全て税込み）、小学生以下1,000円だ。当日申し込みの場合は大人2,495円、小学生以下は1,495円となる。

チケットには入山料のほか、箕面駅から箕面大滝を経由して勝尾寺へ向かう往路便と、勝尾寺から箕面駅までの復路便の料金が含まれている。駅から寺院までの乗車時間は約30分、寺院から駅までは45分。大阪の中心部から箕面駅へは、大阪梅田駅から阪急宝塚本線・箕面線でアクセスできる。

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