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2022年6月9日、人工知能（AI）を用いて嗅覚のデジタライゼーションを提案するセントマティック（SCENTMATIC）が、東武百貨店 池袋本店地下1階の和洋酒売場に新機能を設置した。「優しい」「頼もしい」「明るい」など、ギフトを贈りたい相手のイメージから日本酒ソムリエAIが判断した日本酒を提案し、香りや風味と言葉を相互に変換するシステム「KAORIUM for Sake」として、5台のサイネージが登場する。
父の日にぴったりな日本酒をAIが提案
「KAORIUM for Sake」は、例年混雑する父の日（2022年は6月19日（日））向けギフト販売の需要から、AIが店舗スタッフに代わり日本酒選びを手伝う便利なシステムだ。1万種類以上の日本酒のデータと、ソムリエの感性を学習した最先端の技術を用いて、店頭サイネージに表示される言葉の中から好きな日本酒を選ぶことができる。
「癒やされたい」「ワクワクしたい」など直感に沿った言葉や、味わいを表現する「個性的」「フルーティー」などを選んでいくと、店内にある日本酒の中から好みのものを提案。酒を贈りたい相手を連想する最大3つの言葉からマッチした日本酒を選べるという、新たなギフト体験を提供する。
ギフトシーズンの日本酒売り場では、「ラベルやパッケージを見ても何を選べばいいか分からない」という相談が多く寄せられるそう。父の日のプレゼントをはじめ、日本酒体験への第一歩や自分へのごほうびにも、購入者と販売店の双方に利便性をもたらす新システムを試してみては。
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