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2023年8月6日、千葉県鴨川市の「鴨川シーワールド」に、カマイルカの新生児が誕生した。母獣はローラ(推定年齢22歳、体長205センチメートル、体重115キログラム)で、赤ちゃんの性別はオス(推定体長95センチメートル、推定体重13.6キログラム)。父獣は今後DNA鑑定で調査予定だ。
現在、映像資料として公式YouTubeに出産シーンの動画が限定公開されている。イルカの出産は真夜中に行われることが多いが、今回は15時02分に破水、16時23分に産み落とされた。
イルカは人間を含む哺乳類と異なり、頭ではなく尾ビレから生まれてくる。妊娠期間約340日を経て元気に出てきた赤ちゃんは、水面まで力強く泳ぎ、大きく呼吸をしていたという。
鴨川シーワールドでは、「海の世界との出会い」をコンセプトに、1970年10月のオープンからさまざまな水生生物の展示を行っている。赤ちゃんイルカは、太平洋の自然環境を再現した「ロッキーワールド」地階の「イルカの海(育児・療養用プール)」で展示中だ。
事務局は、「体調を最優先とし、状況により観覧を規制する可能性はありますが、赤ちゃんイルカの成長を優しく見守ってください」と発表している。
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