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九段下に2023年4月、
近年、伝統芸能を観る客と演者はどちらも減少傾向にあり、コロナ禍でさらにその流れが加速しているという。そんな中、いつでも気軽に鑑賞でき、演じたい人が活動できる場所を作りたいという思いから同劇場の建設が決まった。
同劇場の最大の特徴は、2面投影のプロジェクターを使用した公演プログラムだ。長唄や落語などの生演奏と解説が同時に楽しめるほか、VTuberとのコラボレーションや、若手演奏家によるジャズやポップス音楽と伝統邦楽の融合など、ここでしか体験できない豊富な演目を用意。親子教室や学生向けワークショップなども開催される。
4月30日(日)には次世代を担う邦楽若手演奏家5人(杵屋正叡、村澤丈児、杵屋勝四寿、鳳聲月晴、中嶋ひかる)による演奏会が開催予定だ。出演者は「目の前でさまざまな楽器の音色や迫力など、それぞれが持つ特徴を『鶴めいホール』だからこそ肌で感じるものがあると思います。解説などのトークを交えながら演奏を楽しんでいただきたいです」と話す。
オープンに伴い、「うぶごえ」で2月27日(月)までクラウドファンディングを実施している。リターンには北海道三千櫻酒造の開場記念オリジナル日本酒「鶴めい」や、演奏会参加券など全18種を用意。滅びゆく伝統芸能の未来を変え、新たな希望の道を創っていくプロジェクトを支援しよう。
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