ニュース

新宿・トー横で街の魅力伝えるストリートショー「歌舞伎超祭」が開催

11月3日、「歌舞伎町マルシェ」も初出店

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
歌舞伎超祭
2021年のパフォーマンスの様子(Photo: ©夢無子)
広告

2023年の「東急歌舞伎町タワー」開業に向け、ますますのにぎわいを見せる歌舞伎町。昨年に続き、「シネシティ広場」(旧コマ劇場前)で、歌舞伎町商店街振興組合が主催するストリートパフォーマンスイベント「歌舞伎超祭」が開催される。プロデュースは、アンダーグラウンドシーンの貴重な人材をメジャーに送り出してきたキャスティングディレクターのOi-chanだ。

歌舞伎超祭
2021年に出演したパフォーマー(Photo: ©夢無子)

きらびやかなパフォーマー陣と初のマルシェ

シネシティ広場は近年、通称「トー横」として馴染んでいる。「トー横キッズ」と呼ばれる若者たちが集まり、ホームレスの人々、ホストクラブやキャバクラの従業員、泥酔客など、時間帯によってさまざまな人々が行き交う場所。現在の歌舞伎町を代表するともいえるこの地で「歌舞伎超祭」は行われる。今年のテーマはこれだ。

ポールダンサーが宙を舞い
  ドラァグクィーンが華となり
    フリースタイルフットボーラーが操り
      ダンサーが地を這い 空間を斬り
        DJが会場を盛り上げる

歌舞伎超祭
2022年の出演陣(画像提供:歌舞伎超祭)

新進気鋭のダンサー、アオイヤマダと高村月のユニット「アオイツキ」や、身体を生かしたパフォーマンスを魅せるちびもえこ、KUMI、山田ホアニータがコラボレーションする「もしもしチューリップ」などの注目パフォーマーをはじめ、ドラァグクイーンのレイチェル・ダムールや現代美術家の山川冬樹など、多種多様な出演陣がそろう。

歌舞伎超祭
フードイメージ(画像提供:歌舞伎町マルシェ)

また本年の新たな取り組みとして、「大阪家」「キッチンメトロ」「すずや 新宿本店」「人間 レストラン」など、歌舞伎町の飲食店が出店する「歌舞伎町マルシェ」を開催。ドリンクやフードとともに、パフォーマンスが楽しめる。

日時は2022年11月3日(木・祝)16~20時(雨天決行)で入場は無料。立ち寄った際は、街と人々のパワーを感じてみては。

関連記事

山手線内唯一の大衆演劇場「歌舞伎町劇場」が2023年10月オープン

2023年、歌舞伎町に高さ225メートルの高層複合施設が誕生

歴史に残る遊郭の街、吉原に新スタイルの客室劇場「吉原炎上イ」現る

東京、LGBTQ+のハロウィンパーティー4選

トランスジェンダーへの差別・排除に「NO」の意思表示を

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース

    広告