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東京、7月6・7日に開催される祭り4選

浅草・鶯谷・大門・神田で熱狂する

Shitamachi Tanabata Matsuri
Photo: Genki/Pixta
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祭りの季節がやって来た。本記事では、今週末に開催する伝統的な4つの祭りを紹介。2024年の七夕は日曜日に当たり、各地でさまざまな催しが開かれる。晴天であることを祈りつつ、盛大に楽しもう。

Iriya Asagao Festival
Photo: Ystudio/Pixta

1. 入谷朝顔まつり

鴬谷駅から徒歩5分にある「入谷鬼子母神」(真源寺)近くで催される「入谷朝顔まつり」では、境内と寺院前の言問通りに100店ほどの店が集まり、約25万鉢の朝顔が販売される。

まつりでは屋台グルメや、江戸時代から受け継がれてきた熟練の技が生きた、手描きちょうちんの店も出店しているので必見だ。ちょうちんに描き込む文字は、思いすりあげたを込めるよう時間をかけて擦り上げた墨を使用し、熟練の職人が丁寧に描き上げたもの。家内安全や商売繁盛、安産・子育ての守護神として、鬼子母神に願いをかけて奉納する人も多いそうだ。

現在では40万人ほどが訪れるという、下町が誇る日本最大の朝顔市を満喫しよう。

※5〜23時(6・7日 12時~21時30分、8日 17時~21時30分は歩行者天国)/入場は無料

下町七夕まつり
下町七夕まつり過去開催の様子

2. 下町七夕まつり

「浅草寺」と上野を結ぶかっぱ橋本通りで、地元商店街による七夕祭りが開催。約1.2キロメートルにおよぶ通り沿いが、色とりどりの七夕飾りや笹飾りなどで飾られる。

7月6日(土)、7日(日)は、メインイベントとして通りが歩行者天国に変貌。6日は地元の小学生や幼稚園児、警視庁の白バイ隊、音楽隊によるパレードを実施。7日には阿波踊り、佐渡おけさなどの流し踊りが披露されるほか、夕方まで通りのあちこちでストリートパフォーマンスが繰り広げられる。

商店街各所には笹竹を設置し、短冊に願い事を記入できる。地元商店会員による模擬店も並ぶので、食べ歩きながら久方ぶりの夏のにぎわいを楽しんでほしい。

※メインイベントの6、7日は10〜19時

増上寺 七夕まつり
Photo: Zojoji TempleZojoji Tanabata Festival

3. 増上寺七夕まつり

七夕ならではの、色とりどりの短冊と多数の和紙キャンドルで演出される幻想的なまつりが、港区芝公園の「増上寺」で開催される。

境内では、18時から21時まで、日本大好きプロジェクトによる「和紙キャンドルナイト」が行われる。使用する和紙は、全て学生が心を込めて手ですいたもの。三解脱門から大殿の間で何百もの和紙でできたキャンドルが、本堂へと続く階段に沿って天の川の形に並ぶ。 1枚200円(以下、全て税込み)で手に入る色とりどりの短冊に、七夕の願い事を書いてみよう。17時30分から「七夕会」として住職が特別な儀式を執り行い、願い事を祈願してくれる。

また、6日19時、7日18・19・20時の「七夕勝運祈願会」では、「七夕勝運御守」が授与される(3,000円)。数量限定なので、事前に安国殿窓口で購入しておくのがおすすめだ。住職が名前を読み上げるため、購入の際は追記欄に名前を記入するのを忘れずに。

※各行事の詳細は公式ウェブサイトを確認

神田明神 七夕祭
画像提供:神田明神

4. 神田明神 七夕祭

参拝者が願いを書いた短冊を社殿前の笹に結びつけ、心願成就の祈願を行う七夕の恒例行事。短冊は、御社頭でもらうことができる。また、6月中旬から七夕祭までの期間限定で「えんむすびお守り」も販売している。彦星と織姫に思いを馳せ、願い事をしたためてみては。

※7日 16時から/入場は無料

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