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11月2日はマリー・アントワネットの誕生日だ。これを祝い、「日本橋髙島屋S.C.」内の「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」(以下ロブション)に、1672年創業の紅茶ブランド「ニナス マリー・アントワネット」(以下ニナス)とコラボレーションした期間限定スイーツメニューが2022年から12月18日(日)まで発売中。
ニナスは、フランス・パリの中心地であるヴァンドーム広場のすぐ隣に本店を構える紅茶ブランドだ。ベルサイユ宮殿の隣には、ルイ14世が造り、歴代フランス国王の食卓に出す野菜や果物の供給の場であった「王の菜園」が今なお現存している。その「王の菜園」の唯一の契約企業であり、アントワネットも愛した王の菜園のリンゴとバラで香り付けた世界唯一のフレーバーティー「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティー」(以下アントワネット ティー)をはじめ、熟練のブレンダーが天然のアロマや花びら、フルーツピースなどが香る茶葉を販売している。
ロブションとニナスがタッグを組むのは今年で4回目。都内にいくつか店舗があるが、ニナスとコラボレーションしているのは日本橋髙島屋S.C.の店舗のみなので注意を。
今回、発売前に試食の機会を得て、11万個のスワロフスキーが輝く同店に初めて足を運んだ。店に入るやいなや、華やかなローズの香りに包まれる。毎年、異なるスイーツを生み出しているというこのコラボレーションだが、今年は2つのオリジナルスイーツが用意されていた。
「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティーのサバラン ローズの香りと赤い果実をあしらって」(ローズヌーヴォー付き、2,640円、以下全て税込み)は、シロップやソースにニナス オリジナル マリー・アントワネット ティーを使用し、イチゴやローズなどとともに香りも楽しめる逸品だ。通常のサバランにはラム酒がたっぷり使うが、こちらはアルコール不使用。ブリオッシュ生地に、アントワネット ティーを使ったシロップをしみ込ませ、焼き上げた。イチゴとローズのクレームシャンティとともに、アントワネット ティーとフランボワーズのソースをかけて味わう。
もう一つの「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティーのパフェ」(ローズヌーヴォー付き、2,640円)は、ベルサイユ宮殿の庭園をイメージした見目麗しいパフェ。アントワネット ティーで作るブランマンジェと、小さくカットしたリンゴ、そしてフランボワーズのジュレがアクセントだ。庭園の緑に見立てたピスタチオの軽やかな泡のムースの上には、蜂蜜のグラス(アイスクリーム)を合わせており、ひとさじ口に含むと、口内がエレガントなパラの風味に満たされた。茶葉の風味もしっかりと感じられる。
なお、コラボスイーツを注文すると、1オーダーにつき1点、先着でオリジナルランチバッグがもらえる。毎年恒例の試食会のために駆けつけた妃殿下もお気に入りのようだ。
スイーツを開発したロブションによると、フレーバーティーの味が全面に立つように工夫を施しているという。 セットで提供されるフレーバーティーは「ヴェルサイユ ローズヌーボー 2022」。「王の菜園」で育まれたリンゴとバラの花びらで香り付けをした、今年の初摘みのアントワネット ティーだ。手摘みで丁寧に収穫される、希少なヌーボー ティーの芳醇(ほうじゅん)な香りを味わえるのは、日本では日本橋髙島屋S.C.のロブションのみ。世界唯一の希少な香りと味わいを楽しみたい。
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