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ワクチン接種の対象になっていて、接種先を探し回っているニューヨーカーに朗報だ。ニューヨーク州は2021年3月5日(金)からマンハッタンのジャビッツ・センターとヤンキー・スタジアムで、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンの「深夜接種」を開始すると発表したのだ。予約開始は、3日から順次始まっている。
この新プログラムは、すでに数週間運用されている、ヤンキースタジアムとジャビッツセンターにおけるファイザー製ワクチンの接種には影響せず、これらは今後もこれまで通り実施される。
1回の接種で済むJ&J製ワクチンは、2月末に食品医薬品局(FDA)から緊急承認を受けたばかり。ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモはプレスリリースで、3月第1週の週末までに約16万5000回分のワクチンを受ける予定でいることを明らかにし、以下のように語った。
「ホワイトハウスはJ&J製ワクチンを提供するための素晴らしい動きを見せています。我々の州では来週中に投与開始するため、最初の大規模な割り当てを受ける予定です。J&Jにおける生産量が、一時的に約2週間減ることが分かっているので、初期の調達量を最大化し、できるだけ多くの接種をしたいと考えています」
この発表の前日には、ワクチン接種の対象となる人の条件が拡大されることが報道されていた。現在のワクチン接種の対象者や、接種状況については別の記事で紹介している。J&J製ワクチンの接種可能時間は、ヤンキー・スタジアムが20時から翌朝7時、ジャビッツ・センターが21時から翌朝6時となっている。
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