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日本初のバーチャルスニーカーが9分で完売、価格は140万円

NFTを使ったデジタルファッション時代が到来

テキスト:
Hanako Suga
 
1SEC Inc.
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バーチャルテクノロジーを起用したソフトウエアの開発やIP開発を行うワンセック(1SEC)が、日本初の「バーチャルスニーカー」の発売を開始し、販売日の2021年4月22日20時から約9分後に完売した。

完売となったのは、ワンセックによるデジタルファッションブランド『1Block(ワンブロック)』からリリースされた『AIR SMOKE 1』という仮想スニーカーだデジタルデータを通貨のように管理できる技術「NFT」を活用し、仮想通貨「イーサリアム」を使って支払いが行われた。

NFTとは「ノンファンジブル・トークン」の略称のこと。日本語では「代替不可能なトークン」と訳され、ブロックチェーン上に存在する希少価値のあるデータを示している。近年では、AIロボットによるNFTのデジタルアート作品が約75億円で落札され話題となった。

今回発売されたエアスモーク1の価格は5イーサリアムで、完売時のレートで換算すると約140万円。デザインはレインボーカラーで、ソールからはスモークが吹き出る未来的な雰囲気がある。北米などではすでにバーチャルスニーカーの市場が盛り上がりを見せており、過去には310万ドルの売り上げを記録したスニーカーもあったという。

NFT初心者には非現実的な話題かもしれないが、気になる人は、今回エアスモーク1が発売されたNFTのマーケットプレイス、ラリブル(RARIBLE)オープンシー(OPENSEA)をのぞいてみよう。これらのサイトでは、数多くのデジタルコンテンツやアートを取り扱っており、仮想通貨を使って実際に取り引きが行われている。

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