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レスリング川井梨紗子が金メダル、夏の同一大会で姉妹金は日本初

妹の友香子は女子フリースタイル63キロ級、姉は57キロ級を制する

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Time Out Tokyo Editors
©Tokyo 2020
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東京オリンピックのレスリング女子で川井梨紗子(かわい・りさこ)がフリースタイル57キロ級で金メダルを獲得した。2021年8月4日に、妹の川井友香子(かわい・ゆかこ)が女子フリースタイル62キロ級で初の金メダルを手にしていたため、夏季オリンピックでは日本チーム史上初となる同一大会における金メダリスト姉妹が誕生した。

2021年8月5日、千葉県の幕張メッセで行われた女子フリースタイル57キロ級決勝戦で、梨紗子はヨーロッパレスリング選手権では2度の金メダルに輝くイリーナ・クラチキナ (Iryna Kurachikina)を相手に、5-0で下すという圧倒的な強さを見せて女王の座に着いた。2016年のリオデジャネイロオリンピックの63キロ級でも金メダルを獲得しており、2大会連覇となる。レスリングで日本女子のオリンピック連覇は吉田沙保里(よしだ・さおり)、伊調馨(いちょう・かおり)に続いて3人目の偉業だ。

妹の友香子は、4日の女子62キロ級決勝で2019年世界選手権覇者のアイスルー・ティニベコワ(Aisuluu Tynybekova)に4-3で勝利。初出場で頂点に立った。この時点で、夏季競技では日本チーム初の姉妹金メダリストになっていたが、梨紗子が連覇したことで「同一大会で」という記録をさらに付け加える形になった。東京オリンピックは閉会まで残り3日だが、最終日まで大いに盛り上がることはもはや疑いの余地がないだろう。

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