ニュース

訪日外国人観光客、6月10日に受け入れ再開

2年2カ月ぶり、1日当たり入国者数上限2万人の枠内で

Emma Steen
テキスト:
Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
Golden Pavilion, Kinkakuji, Kyoto
Photo: Dayo Adepoju/UnsplashThe Golden Pavilion of Kinkakuji in Kyoto
広告

読売新聞によると、日本は2022年6月10日 (金)から訪日外国人観光客の受け入れを再開することを決定した。観光目的の入国を認めるのは約2年2か月ぶり。同月から入国者数の1日当たり上限が2万人に引き上げられるため、この上限を守りつつ受け入れる。最初は、感染リスクが低い国と地域からの添乗員付きのパッケージツアー客に限定、その後、段階的に対象を拡大するという。

これまでビジネス目的や留学生などの受け入れなど、水際対策緩和が進められてきたが、観光目的での新規入国は認められていなかった。しかし、国内の感染状況が落ち着いており、観光業を後押しするためにも再開に傾いたとみられている。

観光目的の入国については、共同通信が、5月に小規模ツアーを試行した後、6月には観光客や外国人旅行者の本格的な受け入れが計画されていると報じていた。事実、テレビ朝日の報道で、小規模ツアーについて、国土交通省は5月17日、5月下旬から米国、オーストラリア、タイ、シンガポールの4カ国から試験的に受け入れることも判明。入国には、新型コロナウイルス感染症のワクチンを3回接種済みで、旅行会社が行動管理することが条件で、この結果をもとにガイドラインを策定するとしていた。

原文はこちら

関連記事

政府、6月から1日当たり入国者数を2万人に倍増へ

観光業界が外国人観光客の受け入れの早期再開を国に要望

日本の入国規制について知っておくべきこと

ディズニーがコロナ禍で変わった6のこと

 『日本の渡航制限は「あまりにも厳しく、非現実的」読者調査で分かった本音

 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

最新ニュース

    広告