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ジャパンレールパスが料金改定、65%以上の大幅値上げへ

2万9,650円の7日間パスが5万円に

Emma Steen
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Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
JR East shinkansen
Photo: Shortycolossus/Pixabay A JR East E5 series bullet train at Tokyo Station
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「ジャパンレールパス」を発行するJRが、サービスの価格と内容の変更を2023年10月ごろ実施する。JRグループ6社が提供するジャパンレールパスは、訪日外国人客が自由に鉄道を乗り降りしながら日本全国を旅できる鉄道周遊パス。今回の改定により、パスの料金が65%以上値上がりすることが発表された。

従来はJR指定販売店で普通車用の7日間パスを購入した場合2万9,650円(子ども1万4,820円)だったが、改定後は5万円(同2万5,000円)に値上げ。4万7,250円(同2万3,620円)の14日間パスが8万円、6万450円(同3万220円)の21日間パスは10万円(5万円)にそれぞれ料金を改定する。最大約65%の大幅値上げとなるため、旅行者にとっては痛手になりそうだ。

JRグループは料金改定に伴い、観光客への特典をさらに充実させると発表。追加料金を払うことで、従来は利用できなかった「のぞみ」号と山陽・九州新幹線の「みずほ」号が利用可能になる。

料金改定の詳細については、公式ウェブサイトで発表される予定だ。今後日本を周遊する外国人旅行者は、パスのコストに見合う旅行プランを立てる必要があるだろう。

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