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日本政府は、2022年5月11日、外国人の1日当たり新規入国者数を、これまでの1万人程度から6月には2万人程度に倍増する方針を明らかにした。時事通信の報道によると、内閣総理大臣の岸田文雄は、感染防止を優先する姿勢から社会経済活動を重視する方向に徐々に軸足を移していく姿勢を打ち出してきた。今回の措置は、こうした水際対策緩和の一環と考えられる。
パンデミックが起きて以来、日本は在留資格のない外国人の入国を禁止してきた。3月にはビジネス関係の出張者や技能実習生、留学生の受け入れが認められたが、観光客は依然として入国できない状況が続いている。
しかし、そうした現状にも光明が差し込んできた。早ければ5月中にも、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を受けた旅行者を試験的に受け入れるとの報道があったのだ。ブルームバーグによると、日本は観光を大々的に再開する前に、まず旅程が決まっている小規模なツアー客に対して開いていく予定だという。
日本経済新聞でも、ゴールデンウィーク中に発生した新規感染者数を検討してから2週間以内には、観光ビザの発給を再開するか最終的に決定する予定だ。
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