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新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は2021年前半に比べると大幅に減少、9月には緊急事態宣言も解除された。これを受け、政府は2020年12月以来、休止となったまま『Go To トラベルキャンペーン』を2022年1月以降に再開する方針を固めた。
毎日新聞の報道によると、観光業者の早期再開を求める声があるものの、新型コロナウイルス感染症重症化を防ぐ経口薬『モルヌピラビル』が年内に実用化されるかを見極める必要があることを考慮して、時期を決定した。政府は経口薬の実用化を年内をめどに急いでおり、時事通信は11月11日、厚生労働省による薬事承認後には160万回分の供給を受けることを、アメリカ製薬大手のメルクと政府で合意したと報じている。
同キャンペーン再開の際には、ワクチン接種済みの有無やPCR検査の陰性証明を活用する。また、休止前には予約が大手や高級ホテル、土・日曜に集中したという指摘を踏まえて、今後は中小のホテルや旅館、平日利用で特典が増す制度設計を行うともいう。
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