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夏真っ盛りの「伊豆シャボテン動物公園」に、ニューカマーが誕生した。園内の「バードパラダイス」で暮らすホオジロカンムリヅルと、リスザルの群れから生まれた赤ちゃんたちだ。
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広い園内でのびのびと育つ赤ちゃん
2022年8月2日に誕生したホオジロカンムリヅルの赤ちゃんは1羽。「バードパラダイス」で放し飼いの中、4羽の家族に守られて過ごしている。その姿が見えにくい場合もあるが、餌の時間(1日2回、9時ごろと15時ごろ)前後にはひなを連れた家族の光景を見ることができるという。
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リスザルの赤ちゃんは、園内放し飼いの群れの中で7月19日に1頭、8月8日に1頭の計2頭に加え、8月4日には「リスザルトンネル」内でも1頭が生まれている。
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リスザルは5~8月中旬ごろに繁殖期を迎え、1度に1頭の子供を出産。赤ちゃんは生後3カ月から親離れが始まり、約半年で1人立ちをする。母親の背中にしっかりとしがみついて移動する、かわいらしい赤ちゃんの姿を見られるのは今がチャンスかもしれない。
リスザルに「おやつあげ体験」
リスザルの2つの群れと、ワオキツネザルが暮らす「リスザルトンネル」は、今年4月に登場した新たな展示場で、壁面の開口部からは「おやつあげ体験」もできる。展示や体験は、赤ちゃんや動物たちの体調、天候によって中止になる場合があるので、タイミングが合えばラッキーだ。
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伊豆シャボテン動物公園では、そのほか人気のカピバラをはじめさまざまな動物たちが暮らしている。行きたいけれども現地への来園が難しい人は、飼育員が動物に購入者のおやつを届ける「オンラインおやつあげ体験『ZOO EATS』」をチェックしてみては。
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